世界(海外)の過去の天気・気温・降雨量を調べる方法、便利ツール3選

旅の知識

海外(外国)の旅行先の天気予報以外に、過去の天気(天候、気象)、気温、降雨量などのデータを調べたい場合はないでしょうか?

過去数年分の天気や気温、降雨量を見ておけば、異常気象も踏まえて予測と旅行準備ができます。

この記事では、世界各都市の過去の天気(天候、気象)、気温、降雨量などを調べる便利なツールをご紹介します。

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世界の天候データツール(ClimatView 月統計値)

気象庁 世界の天候データツール
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/frame.php

日本語かつ特定都市を知る場合、こちら気象庁のサイトがおすすめです。

気象庁が受信を開始した1982年6月以降の世界各国の月平均気温・月降水量のデータやそれらの平年値、平年差(比)などが閲覧可能です。

上部で調べたい年月を入れて図の観測地点のマークをクリックすると、選択した地点のグラフと表が表示されます。

このサイトの良さは日本語で調べられることですが、旅行者用のサイトではないため、意外に海外のメジャー観光地が網羅していないときもあります。

その場合、外国語サイトですが、下記が便利です。

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WORLD WEATHER ONLINE

WORLD WEATHER ONLINE
https://www.worldweatheronline.com

世界の約300万の都市(町)のデータをカバーしている天気予報、気象コンテンツを提供する専門サイト。

現在、デンマークとドイツにハイテクな気象データセンターをもち、イギリスやアメリカ、インドでも情報管理チームを置いている企業により運営されています。

簡単な英単語がわかれば、調べられるものです。

WORLD WEATHER ONLINE の良さは、

●海外の幅広い都市を網羅している。

●過去数年分の推移をグラフを調整しながら見られる

●雪の量(降雪量)も見ることができる

などです。

過去数年分の気温や降雨量等の推移を見る方法

https://www.worldweatheronline.com を開く

手順①調べたい都市名をアルファベットで入れる

手順②都市名が表示されたら[Avg(Average=平均)]ボタンをクリック

手順③Averagesのページが表示されたら下↓へスクロール

④表示期間を選ぶ(とりあえずAll=すべて)

⑤下側のスクロールバーを左右に動かして、選びたい期間を表示

⑥見たい箇所にカーソルを合わせると、その月の最高、平均、最低気温を表示

⑦下側へスクロールすると、降雨量、降雪量が出ます

特定日の天気や気温、降雨量をピンポイントで見る方法

①調べたい都市名をアルファベットで入れる

②都市名が表示されたら[Past(=過去)]ボタンをクリック

③ページ表示されたら、上の日付ボックスに「年月日」を入れ、右側の「GET WEATHER」ボタンをクリック

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HOLIDAY WEATHER.COM

HOLIDAY WEATHER.COM
https://www.holiday-weather.com

Target Services Ltdというイギリスの会社が2003年から運営している気象情報サイトで、前述の「WORLD WEATHER ONLINE」ほど長い期間は表示されませんが、それ以外の利点があります。

こちらはもう少し早く検索でき、見た目もわかりやすいサイトです。

HOLIDAY WEATHER.COM の良さは、

●海外の「都市名」だけでなく「国名」から都市名を表示させて選択できる。

(特にマイナー都市、スペルを調べるのが面倒な場合に便利)

●グラフだけでなく、数値が表示される

●日照時間も表示される

などです。

過去数年分の気温や降雨量等の推移を見る方法

https://www.holiday-weather.com を開く

①右上のボックスに調べたい「国名または都市名」をアルファベットで入れる

(国名だと一覧表示されて便利)

②右側から調べたい都市名をクリックすると、左上のポップが表示される

③ポップが立ち上がったら、「>Weather Averages」をクリック

下へスクロールしてゆくと、下記の順で推移が表示

Average Temperature(平均気温)
Average High/Low Temperature(最高気温/最低気温)
Average Rainfall(降雨量、月間降雨日)
Average Daily Sunshine Hours(日照時間)

「℃」は摂氏(日本、ヨーロッパ式)、「°F」は華氏(アメリカ式)の表示

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気温、降雨量以外に踏まえておきたい気候の特徴(参考)

気温表を見る際に踏まえておきたいのは、気象局の計測が「日陰(百葉箱の中)」で測られていることです。

直射日光下で感じる体感温度は数字の温度より、はるかに高いことも多く、また、乾燥している場所や風の強い場所では、体感温度はかなり低くなります。

さらに、地域によって、日差しの強さや湿度(しつど)も日本とは大きく異なります。

四季の有無、気候の性質(内陸性気候、砂漠性気候、亜熱帯性気候、地中海性気候・・・)の違いなど、気温以外の点も踏まえておくと、さらに万全です。

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