深大寺のだるま市の情報:2019年の日程など

東京の深大寺では、毎年3月上旬に「だるま市」が行われます。この記事は、深大寺のだるま市に関心のある人や訪問を予定している人へ向けて書かれています。

内容の一部には地元民がこっそり教える情報も含まれています。

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だるま市の2日間の深大寺について

「だるま市」が行われる日は、まるで初詣の時期のように境内がとても混み合います。

お蕎麦を食べたり、境内の食べ歩きを楽しむ場合も、通常よりもかなり時間がかかるでしょう。

深大寺の前の道路が一方通行になり、交通状況も通常とは異なる(自家用車利用は実質的に難しい)ため、注意が必要です。

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▲だるま市の日の境内のメインストリート(参道)の様子です。

しかし、深大寺には「だるま市」以外の楽しみも周辺に多くあります。あわせて他も楽しみたい人は、下記の記事をご参照ください。

▼▼あわせて読みたい▼▼
~地元民だから知る、深大寺パーフェクトガイド~

だるま市とは?

だるまと言えば、宗派をこえた縁起物。

深大寺のだるま市は、全国三大だるま市の一つ。正式名は「厄除元三大師大祭」と言います。

平安時代から信仰を集めている厄除け大師、元三大師(がんざんだいし)をたたえるお祭で、ここ深大寺では、江戸時代から始まり約300年続いています。

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例年2日間で約6万人程度の来場者と言われ、全国からだるま作り職人(だるま屋さん)が集まってきます。

寺の境内には大小約300ものだるまの店が立ち、本堂のある敷地内(露天)と参道(常設の店舗内)の両方がとても活気にあふれます。

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だるまの大きさや柄は種類が多く、見ているだけでも楽しいものです。獅子舞の魔除けアイテムも。思わぬ縁起物の発見が喜びを増します。

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2019年の予定

だるま市は、例年3月3日と4日の2日間にかけて行われています。

2019年は3月3日(日)と4日(月)の2日間(深大寺に確認済み)となります。

時間は朝9時~19時頃までですが、特に2日目は17時を過ぎると店じまいをするところも出始めます。

だるま市本来の賑やかさを見たり、たくさんのだるまを見たい場合は17時まで。空いている時間帯がよい場合17時以降でもお勧めです。

だるま市のクライマックス「お練り行列」の見学

だるま市(厄除元三大師大祭)最大のクライマックス・イベントは、3日、4日のそれぞれ午後2時より行われる「お練り行列」、百味献膳の儀式です。

きらびやかな装束をまとった高僧が境内を進むお練り行列は、まるで平安絵巻に出てくるような優雅さです。

大師様の宝前に供物が大々的に奉げられる様子、天台宗の総本山(比叡山)以外では聞くことのできない古くからの聲明(しょうみょう)が雅楽の調べとともに厳かに唱えられます。

この神聖な儀式は宗教的、伝統的儀式は、まさに圧巻。

だるまの目入れ(だるまの開眼)について

だるまの目に書き込むことを「だるまの開眼」と言います。だるまに魂を吹き込むしきたりみたいなものです。

深大寺でも、僧侶が書き込んでくれます。

しかし、ここで面白いのは、書き入れる文字。

左目に「阿(あ)」という梵字(※)を書き込んでくれます。

(※)お経で使う言語、インドのサンスクリット語を漢訳したもの

通常、だるまには黒目を塗るものですが、梵字を入れるところが深大寺ならではの風習。

心願が叶ったか、1年が経ったら、反対側の目に物事の終わりを意味する「吽(うん)」の文字を入れてもらいます。

そして、そのだるまを感謝の意を込めて寺に納めます。(だるま納め所は元旦より3月4日まで)

だるまの目入れ(だるまの開眼)は、大師堂前仮設開眼所にて、9時~閉堂(17時頃)まで行われています。

ただし両日とも、14時からは百味供養、お練り行事、大護摩供奉修のため、関係者以外入堂することができません。

護摩祈願

護摩とは、サンスクリット語・梵語(古代インドで使われていた言葉)でホーマ(homa)といい、焚く・焼くなどの意味があるそうです。

護摩は護摩壇中央にある炉の中に、供物や願いが書かれた特別な薪を入れ、仏の智慧の火で煩悩を焼きつくし、皆様の願いを元三大師様にお伝えし、所願が成就する事を祈るものです。

厄除・家内安全・商売繁昌・身上安全・身体健全・交通安全・無病息災・當病平癒・良縁成就・安産・学業成就・試験合格等、祈願ごとをします。

だるま市の2日間の護摩祈願は、例年、下記の時間帯となっています。

10時、11時、12時、13時、14時、15時15分、16時
(各回とも受付は15分前まで)

その他の光景

だるま市の期間中、いつものお店が一層にぎわい、所狭しと露店が立ちならんでいます。

深大寺境内の江戸時代のような昔の雰囲気と合わさり、とても懐かしい感じがしてくることでしょう。

金魚すくいなどもあり、子供にとっても楽しい思い出になることでしょう。

 

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だるま購入のポイント

だるま市の深大寺では、もともと寺の敷地に蕎麦店などがあってそこで通年だるまを売っている店と、地方から出張販売しにきているお店があります。

それらで、だるまの値段が少なからず(かなり)違います。(場所料のようなものです)

境内の入口から参道を通って本堂に至るまでたくさんの売場がありますので、値段も見ておくとよいです。

また、出張販売している店のダルマには値札が貼っておらず、ほとんどが言い値となります。(一方で常設店舗は原則定価があります)

だるま選びは値段で価値をはかれない縁起物ですし、色や柄などの好みもあります。

気に入っただるまとの一期一会の出会いも大切に、上手に納得してだるまショッピングを楽しんでくださいね。

アクセス、交通に関する注意事項(駐車場等)

元三大師大祭期間中(3月3日・4日)は、たいへん混み合い、深大寺前の道路(深大寺通り)が両日とも一方通行となります。(10:00~16:00)

※三鷹通りから進入は不可。武蔵境通りより進入可。

また、深大寺境内周辺の駐車場も少なく、深大寺の隣にある神代植物公園用の駐車場(寺と植物園の北、三鷹側)もありますが、同様に混むでしょう。

自家用車での来場は実質難しいため、深大寺も公式サイトで「公共の交通機関でお越しください」とアナウンスしています。

交通案内(公式サイトより)

参考サイト

深大寺公式サイトの「だるま市」情報

調布駅周辺の宿泊施設(ホテル)

●調布クレストンホテル
●アーバンホテル ツインズ調布
●ホテルノービス調布

調布駅周辺では宿泊施設の軒数が少ない上、各ホテルの部屋数も多くはありません。

味の素スタジアムを含む調布周辺でのイベント時は特に混み合い、早くから部屋がないことも少なくありません。

調布駅周辺で予約ができない場合、調布駅や三鷹駅から電車で15~20分の「新宿」までを範囲に含めて、宿探しをされることをお勧めします。