そば(蕎麦)で有名な深大寺と周辺には20軒以上のそば屋さんがあり、せっかく来た深大寺でどのそば店に入ったらよいか迷いそう。
特に参道沿いの蕎麦屋は混み合うことが多く、土日祝日や祭事の折には、いつも長蛇の列。
30分待ちも当たり前という店も少なくありません。
ここでは、比較的スムースに入りやすい「鈴や(すずや)」を紹介レポート。
すずやさんの場所
「鈴や」さんは、深大寺京王バス(調布駅、つつじヶ丘駅方面)のバス停を降りてすぐ。
参道への正面入口に入った右側にあります。
とても目立つ場所にあり、「そば処 深大寺 鈴や」と書いたのぼり旗があります。
目の前はゲゲゲの鬼太郎グッズを売っている、人気の“鬼太郎茶屋”(下の写真)です。
場所は下の地図をクリックすると拡大します(地図出典:調布観光ナビ)
店の雰囲気と特徴、良いところ
外観は由緒ある日本の木造建築。
深大寺では日本の建物が大切に保存され、江戸時代にタイプスリップしたような気分になります。
「鈴や」さんは、創業50年の家族経営のお店。
懐かしい風情のお菓子が店頭に売られています。
そば煎餅、そば茶、そばふりかけ、そばかりんと、揚げそばといったものから、だるま煎餅まで。
お店に売られている珍しい品々をウォッチするのも楽しいです。
さて、お店の中に入りますと、春~初夏は、周りの緑が美しくさわやか。オープン席はとても気持ち良いです。観光団体や法事、宴会などの団体予約向けに座敷もあるそうです。(団体予約については当ページ一番下、参考サイト「ちょうふどっとこむ」を参照)。
子連れパパ、ママ向け情報
とても目立つ場所にあるため、土日祝はかなり混み合っていますが、ねらい目は平日です。
神代植物公園などで遊んだついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
深大寺のバス停(小田急バス、京王バス)からも近いので、バスで来た場合も便利です。
それから「鈴や」さんの隣に、一般の人でも利用できる有料駐車場があります。
自家用車で深大寺に来た時に良いのは、平日に鈴やさんで2000円以上の食事をした場合は「食事中の駐車料金が無料」となること。(2019年5月現在)
上写真の看板の下の方にそのことが書いてあります。(上の写真をクリックすると拡大)
店内は広めで、半屋外の場所と建物の中があります。半屋外のスペースは、ベビーカーなどを置きやすそうですね。
季節によっては寒いこともあるので、その日の天候や季節によっては建物内を選ぶとよいですね。
もう一つ、子連れに嬉しいのは、デザートメニューが豊富なこと。
そば以外にも、ちょっとした和風のスイーツがあり、食事以外に休憩場所としても向いています。
食べた感想
味は個人の感想です。味覚は人それぞれですので、筆者とは違う感想をお持ちになるかもしれません。
「鈴や」の蕎麦の特徴は、吟味したそば粉を使用し季節ごとに水分量を加減して打ち上げる、なめらかな喉ごしだそうです。
比較的細い麺で、手打ちなので麺の太さは不ぞろいです。
お店のおすすめを聞いたところ「揚げたての天ぷら」とのこと。
「天ざる」を食しました。
写真は「天ざる(1300円)」普通盛りです。100円追加で大盛りにすることもできます。
たくさん食べる人は大盛りがオススメ。
海老天丼セット(1200円)、かき揚げ丼セット(1000円)は、そばの量が普通盛りのハーフとのことでした。
屋外のテーブルで、緑に囲まれた深大寺周辺のおいしい空気を感じながら、おいしくそばを頂きました。
まとめ・関連情報
「鈴や」さんは、家族でお蕎麦屋さんをやっている、昔ながらお蕎麦屋さんの良さを感じられました。
季節によって水分量を加減した手打ちそばは、値段も良心的です。
深大寺は観光地でもあるので、お蕎麦の料金は全体的に高めです(いわゆる観光地料金)。
「鈴や」さんでは700円台からメニューがあり、深大寺の中では良心的な料金設定だと思います。
お店情報:鈴や
住所:東京都調布市深大寺元町5-11-3
電話番号:042-482-8904
営業時間:平日10:30~16:30(L.O.16:00)/土日10:30~17:00(L.O.16:30)
定休日:金曜日
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