チュニジアの治安、注意しておきたい現地習慣や風習

ニジアの旅行を検討や予定をしている人で、治安や現地風習について不安があったり、情報収集したいかたへ向けて書いています。

それらを予め知っておくことでより安全で楽しく旅行できる可能性が高まりますよね!是非、ご覧ください。

チュニジアの旅行にあたって留意しておきたい点

チュニジアはもともと観光立国。観光は国の政策の中でも最も大切にされている産業の一つです。

同じイスラム教の国でも、アラブ的な色が強いアラビア半島のイスラム教国と異なり、国際色豊かで、欧米の風習や考え方に対しても、比較的柔軟と言えます。

チュニジア現地の言語について

日本人が旅行するにあたり、ハードルになることの一つは言語でしょう。

チュニジアの公用語はアラビア語かフランス語です。

英語は比較的に都市部や若い世代で通ずることが多いです。地方へゆくほど英語が通じにくくなります。

言語に不安のあるかたは、個人旅行でなく、ツアーがおすすめです。ツアーは短期間に効率よく各地を訪問するので、時間のない人にも適した方法でしょう。

時間が十分にあり、未知なる体験(冒険感)を味わってみたい人には、個人旅行も可能でしょう。

個人旅行の場合の注意点(言語以外の面)

欧米や東南アジアと異なり、日本人にとって、気軽に個人旅行をしづらいハードルがいくつかあります。

1つ目は「移動」です。

チュニジアでは都市間の交通インフラ、特に地中海沿岸沿いは公共交通も整っています。

南部の砂漠地方、または田舎の奥まった場所にある遺跡などは、公共交通車では難しく、車をチャーターしなければ行けない場所もあります。

そのような地域へ行く場合、都市部を起点とした現地旅行会社のオプショナルツアーに参加する方法もありますが、名も知らない現地旅行会社のツアーに参加するのも不安があることでしょう。

安心のために日本の会社を通して、そうした現地ツアーを手配する方法はあります。

注意点の2つ目は「宿」です。

東南アジアや欧米のように、国の各地にバックパッカー向けの安宿(ゲストハウスやユースホステル)が充実しているとは言えません。

かつてはチュニジアのホテルを個人で手配することは難関でしたが、近年、Booking.comなどのホテル予約サイトが浸透したことで、個人でもかなり手配しやすくなりました。

3つ目は「治安(情報の入手)」です。

航空券と宿だけ自分で手配してチュニジア旅行をする場合、万一、何か治安やトラブルがあった場合、頼れるものが少ないことです。

最終的には在チュニスの日本大使館になりますが、日本大使館も忙しいため、トラブルが起こった後に対応はしますが、事前のサポートは行いません。

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チュニジアの治安(政情、一般犯罪について)

近年の政情と治安の全体傾向(簡単に)

1995年~2010年くらいまで、チュニジアは全世界のイスラム教の国の中で「最も安心して旅行できる国」の一つとされていました。

チュニジアは国の基礎がつくられた1881年 – 1956年の間、フランスを保護国として、フランスの政治制度、教育システム、経済システムを学び、取り入れてきました。

そのため、もとはアラブ人を中心とするイスラム教の国でありながら、欧米的な考え方に対して理解があり、柔軟性のある国民性だったと言えます。

今もチュニジア国民の大部分はそうでしょう。

しかしながら、様子が変わってきたのが2011年秋の「アラブの春」以降です。

アラブの春」は、2011年初頭から中東・北アフリカ地域の各国で本格化した一連の民主化運動のことです。

この変動によって、チュニジアやエジプト、リビアでは政権が交代し、その他の国でも政府が民主化デモ側の要求を受け入れることになりました。

中東や北アフリカのイスラム教の国の政治を一言で語るのは難しいですが、アラブの春以降、アラブ圏、イスラム教の国の地域全体が政情不安になったのは確かです。

そして、その2015年3月、首都チュニスで「バルドー博物館襲撃事件」が発生しました。

それから3年以上がたった2018年、チュニジアの政情も落ち着きはじめ、日本でも、ようやくチュニジア訪問について、再解禁する動きが出てきました。

外務省、チュニスなどの危険レベル引き下げ、治安が改善(Travel Visionニュースより抜粋)

外務省の情報はチェックしておきたい

訪問国の安全性(政情、治安)を知る情報源として、外務省の海外安全情報のチェックは必須です。

このサイトには政治情勢だけでなく、上のタブで「危険・スポット・広域情報」「安全対策基礎データ」「医療事情」など情報を見ることもでき、参考になります。

いずれも「日本人の保護」という観点で、外務省が現地大使館や各国政府機関から集めた情報をもとに判断、記載しているものです。

外務省は海外各国の危険レベルを1~4段階で示しており、「2以上の地域は渡航を控えて下さい」としています。

「レベル1(十分注意してください)」の地域は、渡航を禁止するものではないが、十分な情報収集を行い、注意をはらってくださいというものです。

一般的に世界各国「レベル1(十分注意してください)」に該当している地域は多く、レベル1までは、旅行会社もパッケージ・ツアーなどを組んでいます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_113.html#ad-image-0

なお、上記を見る際は、同じ国の中でも、地域によってばらつきがあるため、注意が必要です。

たとえば、首都チュニスは「レベル1:十分注意してください」だが、隣国リビアとアルジェリアとの国境沿いは「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」という場合もあります。

また、これらの危険度は都度、変動しています。

旅行検討時だけでなく、出発前にも最新情報のチェックが必要です。

チュニジアでの一般犯罪

もともとイスラム教の国、アラブ諸国は、欧米と比べれば貧富の差が少なく(最近は全体傾向として増えていますが)、イスラムの戒律もあるため、スリや強盗などの一般犯罪は少ないとされています。

しかし、チュニジアは観光立国。多くはないにしても、観光客狙いの犯罪も少なからずあるでしょう。

また、犯罪というほどのものではありませんが、観光客を目当ての少々の悪さは、両国とも少なからず存在します。

たとえば「品物を高い値段で売りつけようとする」「親切に見せかけて観光客をお世話した後で、その見返りに高いお金を要求したりすること」などは、海外ではどの国でもよくあることです。

チュニジアの一般犯罪については、外務省の下記のページが参考になるでしょう。

安全対策基礎データ

外務省の情報を見るときに留意したいこと

上記で紹介した外務省の情報をしっかり読めば読むほど、怖くなるでしょう。

読んで、その地域への旅行を止めたくなってしまうかもしれません。

日本人の保護を仕事や義務として、ただ何も事件が起こらないことを願う立場としては、なるべく厳しい情報を伝えることで、日本人の無理な渡航を抑制したいという意図はあるでしょう。

「少しでも危険があれば、、危ない橋は渡らないでほしい」と願うのは、公的機関であれば、当然かもしれません。

しかし、日本人の旅行者の一部には、それだけで「危ない」と決めつけてしまうケースもあるようです。

人や政府に迷惑がかかることは決して許されませんが、旅行も一期一会。

一旅行者としては、それらの情報はネガティブな意味での客観情報と捉えた上で、冷静に判断することも必要です。

機会損失と安全性を天秤にかけて、慎重に判断したいところです。

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チュニジアの現地風習に関する注意(日本との違い)

まずイスラム教のことは簡単にでも知っておきたい

チュニジアはイスラム教の国です。

注意すべきは、チュニジアでのイスラム教は「信じるかが自由なただの宗教ではなく、社会規範とルール・道徳」ということかと思います。

イスラムについての知識が全くない場合、一度、こちら(「イスラム教」Wikipedia)をご覧になると良いです。

チュニジアは、イスラム教の国としてはさほど戒律は厳しくなく、ソフト(穏健な)イスラムやソフト・ムスリムと言われています。

たとえば、チュニジアでは、

●イスラム教の多くの国でNGとしているお酒(アルコール)も売られていて、外国人観光客は飲むことができます。

(チュニジア北部ではワイン生産のための合法的なブドウ畑があります)

●女性は「外国人でもベールをかぶらなければならない」という制約はありません。

●イスラム教で義務づけられている1日5回の礼拝は、地域や年齢層にもよりますが、戒律の厳しい他のイスラム教の国と比べると、さほど励行されている様子はありません。

(地方や年齢層によっては励行されています)

といった特徴があります。

△年2回あるイスラム教国の祭日「イード(犠牲祭)」。

「羊の頭の丸焼き」は家族や友人、貧しい人たちへ捧げるための習慣。

イスラム教は、ただの宗教ではなく、社会規範、道徳。

たとえば、習慣として、

●教義上も「豚肉」は決して食べません。

●明け方になると近くのモスク(イスラム寺院)から大音響のアザーン(朝の訪れを伝えるお経)が聞こえてきます。

●日本と違い金曜と土曜日が休日で、金曜日の午後はお祈りのためにモスクに集まろうとする人で付近が混み合います。

ラマダン月(断食月)の一か月間は、日中、何も飲み食いしません。(観光客はやらなくて大丈夫です)

●イスラム教で年2回ある祭日、イード(犠牲祭)の際は、まるで日本のお正月(1月1日・2日)のような町の静けさで、お店や観光施設のほとんどは閉まっています。

●モスク(寺院)のような神聖な宗教施設へ入る際は、肌がたくさん露出しすぎている服装はNGとされています。

(特に女性。男性でも短パン、サンダル、タンクトップなどのラフすぎる恰好は避けた方がよいです)

(これに限らず、イスラム教では性的なことを連想、意識させる行為は全面的に不可という規範があります)

など、観光客でも知っておいた方がよいことが少なからずあります。

写真撮影の注意

人物写真を撮るときも注意が必要です。

特に女性の場合、見知らぬ外国人に撮影されることを嫌がる場合も多く、無理な撮影は地元民とのトラブルに発展してしまう可能性もあります。

場所によって観光客に写真を撮られ慣れている場合、そうでない場合があります。

相手の様子を観察しながら撮影しましょう。

男性の人物写真を間近から撮影する場合、外国人が多く集まる観光ズレしている場所でば、チップを要求されるなどのケースもありえるでしょう。

上記ともに個人的に経験したことのある実話ですが、その場の空気をつかんで、トラブルに発展させないよう注意しましょう!

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チュニジアの情報収集に役立つ関連サイト

治安や情勢についてのチェック(外務省)
恐いことがたくさん書いてありますが、渡航にあたって知っておくべき点が掲載されています。
イスラムの風習や医療事情についての記載もあります。

チュニジアのベストシーズンや訪問時期選びの注意個別のおすすめの観光スポットについては、別の記事で書いていますので、あわせてご参考下さい!

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