旅の技術

初めての海外旅行、何から始めたらいい?出発までの手順を解説[一人旅・大学生・子連れ・家族向け]

初めての海外旅行。不安でドキドキするものですね。楽しさだけでなく、人生観が変わるきっかけになるかもしれません。

はじめての海外旅行を検討しているけど「何から始めたらよいかわからない」「準備はどうしたらよい?」「注意点は?」という人へ向けて丁寧に解説しています。

この記事に目をとおせば、海外旅行に必要なことの全体がひととおり把握できるという内容です。

ちなみにこの記事に出会えたあなたはラッキーですその理由は記事の最後「まとめ」の章にお書きしました(笑)。

目次

はじめての海外旅行の手順

海外旅行 はじめて 初めて 一人旅

旅行を思い立ち、計画準備~出発までのおよそ全体の流れは下記のようになります。

  • 予算をイメージ
  • 大まかなエリアを検討
  • 訪問国を絞る
  • 危険情報をチェック
  • ツアーか個人かを検討する
  • 旅行時期や日取りを決める
  • 旅行プランを考える・ツアーを探す・予約する
  • パスポートやビザを取得する
  • 新型コロナ関連の手続きをチェック
  • 荷物の準備(必需品や持参品のリサーチ)

これまであまり意識していなかった点が含まれているかもしれません。

こう見ると結構やることありますね(笑)

でも、大丈夫!!

海外旅行って国内旅行に比べて準備に時間かかるけど、旅行中だけじゃなく、出発前の準備・調査から楽しみは始まっているんです。

帰国後は思い出や写真の整理、新しい人間関係を育てていくなど、楽しみは尽きないですよ♪♪

ひとつ一つのステップは下の章で詳しく解説しています。

この記事は内容を網羅的に、丁寧に説明しているため、結構ボリュームがあります。

はじめての海外旅行で何から始めてよいか全くわからない場合、まずは全体にさっと目を通して、どんな流れになるのかを見てみるのがおすすめ。

すでに海外旅行を検討し始めていて、気になるところや疑問が出ている場合、関係する箇所をじっくり読むのがおすすめの使い方です。

ページの一番上「目次」から知りたい項目をクリックして、その箇所にスキップすることもできますよ♪♪

①初めての海外旅行、一人旅でも大丈夫?

海外旅行、はじめて初めて、空港ターンテーブル、スーツケース

約2年以上、世界で続いている新型コロナウィルスの騒動も徐々に落ち着きはじめ、2022年に入ってから海外旅行再開の気運が高まっています。

この2年間、世界各国の観光業や運輸業、飲食業は大きな打撃を受け、旅行に関する状況が大きく変わりました。もはや2019年以前まで当たり前だった海外旅行の常識も通じなくなりつつあります。

そうした中、初めての海外旅行を一人でいっても大丈夫?学生のひとり人旅は危なくない?といった不安をお持ちかもしれません。

結論から言えば、2022年以降、はじめての海外旅行を一人で行くことは十二分に可能です。

しかし、はじめての海外旅行を楽しく、良い思い出にするには、コロナ前とはすっかり変わってしまった複雑な出入国手続きをはじめ、出発前や計画段階での情報収集をしっかり行うことが必須です。

また、コロナ後の海外旅行では海外旅行保険に必ず加入し(コロナ対応では東京海上日動HS保険など日系保険会社の海外旅行保険が手厚め)、念のため、現地の医療体制についても知っておく必要があります。

そして、この記事に記載された出入国時のコロナ関連の手続きをしっかり行いましょう。

準備さえしっかりして行けば、一人旅へ安心して出発することができます。

②初めての海外旅行、必要な英語力は?

ライズ(Rise)レストラン/マリーナベイサンズ(シンガポール)

海外旅行で不安な点の一つが言葉。英語に自信のある場合はよいですが、苦手意識のある人にとっては心配ですよね。

英語の通じやすさは国や地域、世代によって異なります。

全体的に共通して言えるのは下記です。

  1. 英語の通じやすさは地域や国でかなり異なる
  2. 空港、ホテル、観光施設など、観光客が多い場所はほとんど英語が通ずる
  3. レストランは外国人観光客の多少でばらつきがある
  4. 都市部だと比較的英語が通じやすく、田舎へ行くほど通じずらくなる
  5. 若い世代ほど通じやすい

国や地域ごとで具体的な英語の通じやすさは以下の記事をどうぞ!

参考記事

初めての海外旅行におすすめの国は?

③初めての海外旅行:予算をイメージする

海外旅行、はじめて初めて、マリーナベイサンズ、シンガポール

予算によって、行けるエリアやできることの幅がおのずと絞れてきます。

たとえば、予算10万円台で南米やアフリカへ旅行するのはほぼ不可能ですし、個人にするかツアーにするか、どんな飛行機やホテルを利用するか。

今回の旅行に出せる全体予算をイメージしておくと、数多い選択肢の中から決めてゆきやすいですね。

個人かツアーか、時期はいつか、どんな旅行をするか(プチ贅沢 or バックパッカー旅行)かによって値段は変わりますが、下は旅行全体にかかる費用の平均的な目安、旅行費用の相場感です【注1】

旅行日数「7日間」での予算例

  • 東南アジア:10~20万円台
  • ヨーロッパ:20~40万円台
  • 北米(アメリカ・カナダ):20~40万円台
  • ハワイ:10~30万円台
  • オーストラリア:20~40万円台
  • インド:10万円台後半~30万円台
  • 中東(トルコ、ドバイ、アラブ諸国):20~30万円台
  • 北アフリカ(モロッコ、チュニジア):20~30万円台
  • 南米:30~40万円台以上
  • アフリカ:30~40万円台以上

【注1】上記は2019年コロナ禍以前の予算相場です。コロナ後の2022年は航空券代、ホテル代、食事や入場料等の現地費用が上がる可能性があります(コロナ禍による影響、世界情勢による物価上昇などが原因)。

④初めての海外旅行:行く場所を決める

大まかなエリアを検討

海外旅行 行き先 地域 どこがいい?

どんな場所に興味があるかという直感は一番大切にしたいところですね。

エリアによって、各国に共通する全体的な特性があります。

例えば、東南アジアは気候が温かく人々の気質がんびりしている。

ヨーロッパは歴史文化が深くて重厚感がすごい。

北米(アメリカやカナダ)は先進的でスケールが大きい。

中東・北アフリカ(トルコ、モロッコ、チュニジア)はアラブ・イスラム文化が独特で異国感が強い。

あわせて訪れる季節をよく検討しましょう。

旅行に適した季節を「ベストシーズン」と呼びますよね。

ベストシーズンではなくても、その時期が良い時期か、そうでない時期かは予め知っておきたいところ。

ヨーロッパや北米では日本とほぼ同じタイミングで四季があり、春秋は過ごしやすく、夏は気温が上がり、冬は寒いです。

アジアやインドは11月~3月くらいが乾季で雨量が少なく、5月~9月くらい雨季で気温が上がって蒸し暑い季節という場所が多いですね。

ハワイなど南の島は常夏。年間を通して温かいエリア。

オーストラリアや南米など、南半球の国は日本とは季節が逆です。日本の夏は現地の冬(気温が下がる)。日本の冬は現地の夏(気温が上がる)です。

訪問国を絞る

海外旅行 はじめて 初めて 一人旅 シディ・ブ・サイド(チュニジア)©Татьяна Чернышева from Pixabay

チュニジア(北アフリカ)©Татьяна Чернышева

ひとえに東南アジア、ヨーロッパと言っても、国によって特徴や治安はかなり違います。

ちなみにコロナ禍による出入国制限が続いている2022年現在、国境を越える移動はコロナ絡みの検査や手続きが多く、移動の難易度が高めです。

コロナ関連の制限や手続きが全面解除されるまで(2022年12月くらいまで?)、なるべく複数か国でなく1か国訪問で検討するのがおすすめです。

ただ、ヨーロッパ諸国に関してはシェンゲン協定という国をまたぐ際に国境通過手続きがなく、自由に行き来ができるという制度があります。

シェンゲン協定に関しては少し難しい話になるので、ここでは詳細を割愛し、別記事を紹介します。

関連情報(外務省サイト)

東南アジア

海外旅行、はじめて初めて、シンガポール マリーナベイサンズ

東南アジアの例

  • タイ、ベトナム、カンボジア、シンガポール:一番人気
  • マレーシア、インドネシア、フィリピン:次に人気
  • ミャンマー:治安上の問題あり(行けない)

タイ、ベトナム、カンボジアは歴史遺産、自然、食事、リゾートなど、幅広い楽しみがあり、比較的治安も安定しています。

シンガポール、マレーシアは街や食事、異文化感を楽しめるでしょう。

インドネシアは歴史遺産やビーチリゾート(バリ島)があります。

フィリピンはダイビングなどのマリン・スポーツやビーチでの楽しみが多いですね。

ヨーロッパ

海外旅行、はじめて初めて、ロンドン

ヨーロッパ

  • イタリア、スペイン:超定番で初心者にもおすすめ
  • フランス:唯一無二の国、こちらも定番
  • イギリス、ドイツ、スイス:次に人気

イタリア、スペインは歴史文化、芸術、食事など、楽しみが盛りだくさん。

フランスは同じくラテン系ですが、ヨーロッパの中でも独特で、唯一、孤高な素晴らしさがあります。

イギリスやドイツはラテン系の国とは違った質実剛健な良さですね。

スイスもフランスと違う意味で独特です。何よりもヨーロッパアルプスの自然がとても美しいです。

南の島々

海外旅行、はじめて初めて、リゾート、南の島:チュニジア(シディ・ブ・サイド)

南の島・ビーチリゾート

  • ハワイ・グアム・サイパン:超定番で初心者にもおすすめ
  • プーケット、サムイ島(タイ)
  • バリ島(インドネシア)
  • モルジブ:新婚やカップルにおすすめ

リゾート地や観光地の一部は、新型コロナ禍の2年間でホテルや観光、飲食関連施設が廃業、休業になり、賑やかさがなくなってしまった場所があります。2022年後半以降、コロナ禍の鎮静化とともに、徐々にそうした場所がかつての賑わいを戻していくことになると予想されています。ハワイなどは既に活気を取り戻しているようです。

参考記事

初めての海外旅行におすすめの国は?

訪問国の治安や安全性をチェック

海外旅行、はじめて初めて、一人旅、ロンドン、バス

海外旅行の計画を立てる前に必ずチェックしておきたいのが外務省が出している「海外危険情報」と「感染症危険情報」です。

外務省が各国の政治情勢や治安などの安全性を評価し、危険度をランク付けしたのが「海外危険情報」。

「感染症危険情報」は2020年以降、新型コロナウィルスが流行してから、感染症の危険性をランク付けしたものです。

行き先を確定する前に2つの危険情報がどのようになっているかは要チェックです。

外務省は海外にいる「日本人の保護」という社会的責任があるため、実際よりもかなり大げさに(怖く)に書いていることが多め。驚かなくても大丈夫です。

出発後のトラブルを避けるために「政府の指針がどうなっているかを把握しておく」という感じでチェックするのがよさそうですね!

海外安全情報の危険レベルとは?

初めての海外旅行や一人旅、海外危険情報、外務省海外安全情報

外務省は世界各国の危険レベルを1~4段階で示し、以下のように位置付けています。

  • レベル1:十分注意してください
  • レベル2:不要不急の渡航はやめてください
  • レベル3:渡航は止めてください
  • レベル4:退避してください

危険レベルの詳細は下で紹介している外務省のサイトでチェックできます。

レベル1(十分注意してください)の地域は、渡航を禁止するものではないが、十分な情報収集を行い、注意をはらってくださいというものです。旅行会社が普通にツアーを募集、実施しています。

レベル2(不要不急の渡航はやめてください)旅行会社やエリアによってツアーを実施することもあれば、中止とするケースもあります。旅行会社がツアー実施する際は安全確保に関する合理的な根拠や対策が求められるのがレベル2。旅行先として選ぶかどうか、悩ましいところです。

レベル3以上は基本的に旅行会社はツアーを中止しているレベル。

個人で旅行する際はツアー同様、レベル1は旅行中は十分注意をし、レベル2は行き先に関する情報収集をしっかり行い、渡航するか否かを慎重に判断する必要がありますね。

海外旅行、はじめて初めて、海外危険情報、レベル1十分注意をして下さい

実際のところ、個人旅行の場合、海外危険情報のレベルが高い地域に関して「禁止」という法律的なしばりはないと言われています(社会的な責任の大きい各旅行会社は政府機関から実質的な制約を受けています)。

レベル3以上はジャーナリストなど特別な仕事を除き、観光旅行で行くケースはほとんどないでしょう。

個人で行こうとしても周りから渡航を止められたり、旅行会社を通す場合は「行くことに責任が持てないため、手配を引き受けられない」など言って断られることが多いです。

レベル4になると、戦争のさなかにある等、現地の大使館員が日本へ引き上げてくるレベルで、観光での訪問は現実的でありません。

海外安全情報(外務省サイトより)

感染症危険情報レベルとは?

初めての海外旅行や一人旅、外務省、感染症危険情報

2020年の新型コロナウィルスが発生して以降、外務省は政治情勢や治安とは別の危険レベル「感染症危険情報」を発するようになりました。

新型コロナウィルスへの感染リスクをレベル分けしたものです。

2020年以降、外務省により海外旅行が全面的に禁止され、世界中がレベル3以上に位置付けられていました。

しかし、2022年4月に世界の多くの国で感染症危険レベル2に引き下げられています。これを受けて、旅行会社各社が一斉に海外ツアー販売を再開しました。

今後さらに感染症の危険レベルが下がってゆくと見込まれますが、出入国の際の水際対策(新型コロナウィルス対策)は当面続くものと見込まれています。

出入国の際の水際対策で旅行者が必要とされる手続きやの対応は「新型コロナウィルス関連の手続き」の章をご参照下さい。

⑤はじめての海外旅行:ツアーと個人、どっちがいい?

海外旅行、はじめて初めて、一人旅、ツアーどっち、空港自動チェックイン機

ツアーを利用する場合、個人で行く場合では旅行中にできる体験、旅行前の準備にかかる手間が大きく異なります。

また、ツアーには多人数の添乗員付きパッケージツアー以外に、1~2名から利用できて飛行機やホテルなど最低限のものだけが付いているフリープラン型のツアーもあります。

個人だと、ゼロからプランを自分で作り、航空券やホテルも自分でネット予約するのは、それ自体がひとつの楽しみにもなります(忙しく過ごしている方にとっては負担が大きい)。

ツアー、個人旅行それぞれの良さ(メリット)と注意点(デメリット)があり、両方の特徴を知っおくと、より良い旅行計画を組めますね。

参考記事

海外旅行はツアーと個人どっちがいい?違いやメリット、注意点を解説!

初めての海外旅行:旅行会社は使わなくていい?おすすめの旅行会社は?

⑥初めての海外旅行:旅行時期や日取りを検討

ご自身が旅行可能な期間の中で、具体的な日取りは季節の良さ(ベストシーズンはいつ?)旅費の高低から検討するのがおすすめです。

季節の良さ:ベストシーズンはいつ?

海外旅行、はじめて初めて、一人旅、ベストシーズンはいつ?

シーズンの良しあし(暑い寒い、雨が多い少ない)は行き先ごとに調べてゆくしかありません。

国名 ベストシーズン」などで検索する以外、世界各地の例年の平均気温や降雨量を見てみるのもよいですよ~。

日本でも北海道と九州の気温がかなり違うように、同じ国の中でも都市によって雨季・乾季が異なる場合もあります。

参考記事

シーズンを決める際にもう一つ留意するといいのが日照時間。

四季のある国では秋、冬は暗くなるのが早く、観光施設の閉館時間も早まります。

日照時間が短い場合、写真撮影ができる時間も減ってきますね。

参考記事

旅行日程(日取り・期間)を決める

海外旅行、はじめて初めて、空港、混雑、繁忙期

もし旅行期間の制約が少なかったり、検討の幅をもてるなら、航空座席やホテルを取りやすい日がよいですね。

繁忙期(日本国内の休暇時期)の前後は出発日や帰国日が1日違うだけで、航空券代が数万円違うことも多々あります

予約サイトで料金をチェックしてみるのがおすすめです。日取りに自由度があるのでしたら、混みあう日から1~2日ずらして調べてみましょう。

もし現地のホテルが混んでいる、ホテル代が異様に高いという場合、現地の大型イベント(伝統的なお祭り、大型国際会議やスポーツ大会)と重なっている可能性もあります。

その際は一時的に宿泊料が高騰したり、その日だけピンポイントでホテルがものすごく混んでいるというだけのことも多いので、こちらも1~2日から日付をずらして調べてみましょう。

航空券もホテルも、1~2日違いで随分と安く手配できる可能性があります。

航空運賃の高い安いは時期と大きく関係

海外旅行、はじめて初めて、機内、航空便搭乗

航空運賃が高く設定されているのは、日本出発・帰国の繁忙期です。

  • ゴールデンウィーク:4月下旬~5月初旬
  • お盆・夏休み:8月中旬
  • シルバーウィーク:9月下旬
  • 年末年始:12月末~1月初旬

もしお仕事の都合などで、繁忙期しか旅行へ行けない場合、早めに予約が必要ですね。

できれば旅行時期の5~6か月前くらいに予約をするのが理想

繁忙期は4か月前くらいから急激に予約が増え、3か月前だと残席がなくなっているケースも出てきます

航空券代は時期以外に、予約のタイミングによって変わります。

予約サイトで個人で購入する場合、残席が多いときは安く、空席が減るにしたがって予約できる運賃額が上がってゆく仕組みになっています。

残席が少なくなればなるほど料金があがるという点からも、早めの予約が理想です。

その際は、万一キャンセルをしなければならない時のことも踏まえ、キャンセル条件をしっかり確認しましょう。

格安の運賃で航空券を購入した場合、予約後にキャンセルをしても一切の返金がない、変更もできないという場合は多いです。

なお、キャンセル料の返金率、返金額についてはホテルも同様の仕組みです。

ネットで自分で予約する際は、支払いを行う前に必ず取消条件をチェックしましょう!!

参考記事

おすすめの航空券予約サイトや格安航空券の注意点は?

⑦初めての海外旅行:旅行プランを考える・ツアーを探す・予約する

海外旅行、はじめて初めて、ツアー、プラン

パッケージツアーに参加したり、航空券とホテルだけのセットプランを利用することで、すべてを自分でネット予約するより大幅に手間を省けたり、安くなることもあります。

行き先が決まったら、いくつかの旅行会社や予約サイトをチェックして比較検討するのがおすすめ。

旅行プランをゼロから自分で作る場合、およその滞在都市を決めて航空券と宿だけを手配し、予定をぎっしり詰め込まず、滞在中はフリー(自由行動)を多めにしておくのが初心者にもやりやすい方法です。

現地滞在中の予定をぎっしり詰め込む場合、入場見学箇所や移動交通手段を事前予約する形となり、結構、慣れが必要になってきます。

自分でプランと手配を行う場合、移動にかかる所要時間をかなり正確に見積る必要がありますが、現場では予定どおり進まないことが多々あります。

一方でイタリアやフランスをはじめとするヨーロッパの有名美術館では、事前に入場予約をしておかないと入れないことも多いです。

例:フィレンツェのウッフィッツィ美術館、パリのルーブル美術館(予約無しでも入れないことはないが入場までの待ち時間がとても長い)

こうしたケースでは、自分でネット予約する方法以外に、各旅行会社や予約サイトで出している「現地発着ツアー(ベルトラなど)」の利用を検討するとよいですよ♪

参考記事

  • 初めての海外旅行:旅行会社を使った方がいい?おすすめの旅行会社は?
  • おすすめの航空券予約サイトや格安航空券の注意点は
  • おすすめのホテル予約サイトは?格安予約方法やネット手配の注意点
  • 現地発着ツアーを予約できるおすすめのサイトは?

⑧はじめての海外旅行:パスポートやビザの取得

パスポート(旅券/りょけん)の取得

初めての海外旅行や一人旅、パスポート・旅券・りょけん

パスポート(旅券/りょけん)は世界で自分の身分を証明する唯一のもの。行き先に関わらず、海外旅行に絶対必要なものです。

旅行では「命の次に大切なのはパスポート!」などと言われています。

実際、旅行中にパスポートを紛失したり盗難にあってしまったら、旅行は一旦そこで打ち切り。

現地の領事館(大使館)に出向いて手続きをしなければ、日本へ帰国することができなくなる、というくらい大切なものです。

なお、日本でパスポートの申請してから取得できるまで、最短でも1週間程度かかります。

遅くとも旅行出発の3~4週間前までには取得を完了し、手元に入手しておくことをおすすめします(ネットでの各種予約にパスポート情報が必要となるものもあります)。

また、訪問先がビザ取得を必要とする国の場合、出発の1ヶ月前までにはパスポートの取得完了をしておいた方がよいですね。

ビザを取得する所要日数は国によって異なりますが、長い国では4週間~1ヶ月くらいかかるところもあります(ブラジルなど)。

パスポート取得の参考サイト

ビザ(査証/さしょう)の取得

初めての海外旅行や一人旅 ビザ/査証

国によってはパスポートだけでは入国できず、ビザ(査証)取得が必要なところもあります(例:インドやカンボジア)。

パスポートが自分の身分を証明するものだとしたら、ビザ(査証)は訪問国が発行する入国許可証のようなもの。

出発前に日本で取得するビザ以外にも、現地到着後に空港で取得できるケースもあります(アライバルビザ:国により異なる)。

なお、ビザは入国許可証でなく入国要件の一つです。ビザを取っていても入国が保証されているわけでなく、入国時の審査で決まります。

しかし、特殊な事情でもない限り、ビザがあれば、ほぼ入国できるケースがほとんどです。

パッケージツアーに参加する場合、追加料金を払って旅行会社に取得手続きを一任できるケースもあります。

個人で行う場合、国によって規定が異なるため、「国名 ビザ」などで検索し、各国の大使館(領事部)のサイトで確認しましょう。

ビザ(査証)取得には、大使館の営業日ベースで4週間かかることもあります。旅行出発の1ヶ月前には手続きを始められるよう準備したいところ。

ビザ取得の参考サイト

事前電子認証手続き(電子渡航認証など)

初めての海外旅行や一人旅、アメリカ、電子渡航認証、エスタESTA

また、ビザとは異なりますが、事前の「電子認証手続き」が必要な国もあります。

アメリカのESTA(エスタ)、カナダのeTA(イーティーエー)、オーストラリアのETAS(イータス)などがそれにあたります。

こちらはインターネット上での登録手続きですが、旅行出発の1~2週間前までには手続きを終えておくのがおすすめです。

航空会社によっては飛行機のチェックインの際に提示を求められたりすることもあります。

パッケージツアーに参加する場合、追加料金を払って旅行会社に取得手続きを一任できるケースもありますが、査証取得に比べて簡単なので、自分で行う人が多めです。

電子認証の詳細

パスポートの有効残存期間に注意!

海外旅行、はじめて初めて、空港、飛行機への搭乗

また、ビザや事前電子認証手続きが不要でも、パスポートの有効残存期間の規定があったり、ビザなしで滞在できる期間が限定されている国も多いです。

こちらも「国名 パスポート有効残存期間」などと検索して、国ごとに確認しましょう。

訪問先の国で必要とする有効残存期間が足らない場合、パスポートの更新(切り替え)が必要です。

もっと詳しく

⑨新型コロナ関連の手続き:ワクチン接種証明・陰性証明等

2022年春以降、世界各国で緩和の動きが出ていますが、日々流動的です。旅行する時点での最新情報の確認が必要です。

新型コロナ関連:訪問先での必要手続きの確認方法

今から1~2か月後に内容が変わってしまう可能性もありますが、各国共通として、下記の有無の確認が必要です。

  • PCR陰性証明の提示有無
  • ワクチン接種証明を提示有無
  • 自主隔離期間の有無

訪問国の自主隔離期間に注意!

自主隔離期間は廃止されている国が多くなりましたが(2022年5月現在)、まだ残っている場合、旅行日数の影響を受けて旅行計画が大幅に崩れたり、追加費用がかかって予算を大幅に超えてしまう可能性があります。入国後の自主隔離期間が撤廃されている国を検討するのがおすすめ!

本日現在の各国での必要手続きの概要は下記「Sherpa」で調べることができます。まずはこのサイトで確認でチェックしてみましょう!

新型コロナ渡航制限マップSherpa

2022年の規制が激しく変更されてる状況において、このサイトを調べた時点と旅行出発時点で変更が生じている可能性があります。

予約や渡航前に必ず政府のウェブサイトや航空会社での確認も必要です。

具体的な手続きはとても細かく複雑で、こちらでは説明しきれないため、関係する情報が記載されたリンクを紹介します。

日本出発時の手続き:空港チェックイン(出発前の準備)

海外旅行、はじめて初めて、空港でのチェックイン

日本出発時、飛行機のチェックインで確認される可能性があるのは下記のものです。

訪問国によってどの項目がチェックされるか異なりますが、必要なものが揃っていないと飛行機に乗せてもらえないことになります。

パスポート以外に、訪問先の国でビザ(査証)や電子渡航認証と必要としている場合はそれもチェックされます。

コロナ関連のものとしては下記があります。このうちのどれを必要としているかは国によって異なります。

  • 陰性証明書(PCR検査)
  • ワクチン接種証明書
  • 入国時に必要なコロナ手続き用のアプリや証明書(カナダの例:ArriveCAN)

初めての海外旅行や一人旅/ワクチン接種証明書

ワクチン接種証明書は紙面版と電子版アプリがあります。どちらが認められるかは訪問先の国によって異なりますが、両方もっておくのが確実です。

(アプリだと現地到着後、WIFIが繋がらない、アプリが立ち上がらないなどのトラブルの可能性もゼロでないため)

紙面版の申請はワクチン接種を受けた際に住民票のある市町村となり、申請から入手までに通常は1週間程度かかる言われています(早いと1~2日ということもある、申請先の自治体の事情次第)。

アプリ版のワクチン接種証明はアプリ上で申請が可能ですが、マイナンバーカードが必要です(マイナンバーカードの通知書は不可で、電子チップの付いたカード本体が必要)。

コロナ関連の手続き

現地到着時の手続き【日本出発後】

コロナ関連の手続き

現地出発時の手続き【帰国便に乗る前】

海外旅行、はじめて初めて、空港の搭乗ゲート、航空会社地上職員グランドスタッフ

2022年春現在、現地から帰国する前、帰国便搭乗の72時間以内にPCR検査を受け、陰性でないと飛行機に乗ることができません。

PCR検査の方法は政府指定のものです。PCR検査と抗原検査(antigen test)は別ものなので注意が必要です。

日本到着後、検査方法が政府指定の方法でないことが判明した場合、日本に入国できず搭乗地に戻って検査をやり直したり、隔離措置などが取られることがあります。

日本帰国時の手続き【日本到着後】

初めての海外旅行や一人旅、コロナ入国ファストトラックMYSOS

日本到着後は再度PCR検査、アプリで各種証明書の提示が求められます。

新型コロナ以前、通常、帰国時の日本入国の手続きには1時間以内で十分でした。

しかし、2022年現在、新型コロナ関連の手続きが必要なため、日本帰国の際の手続きの時間がかかります。

羽田空港や地方空港は比較的時間が短く、1時間半~2時間前後(混み状況による)。成田空港では3時間くらいかかることが多いです。

日本帰国時の手続き 関連情報

⑩初めての海外旅行の持ちもの:必需品やあると便利なものは?

海外旅行、はじめて初めて、持ちもの、必需品、あると便利なもの

いよいよ行き先や日程が決まって出発を待つ時期となったら「何を持っていったらいい?」という疑問がでますよね?

それらは訪問する地域によっても多少違いますが、おおむね共通しているものが多いです。

必ずもってゆくべきもの、あると便利なもの以外に、次のことをチェックしておきたいところ。

  • お金(現地通貨の両替方法は?現金はいくら持っていけばいい?
  • WIFIやSIMカードは?どこで何を調達するのがいい?
  • クレジットカードは何枚必要?
  • 海外旅行保険は入った方がいいの?←新型コロナ後は必須です
  • 変圧器や電源プラグ変換器は必要?
  • 携帯用湯沸かし器は必要?

それぞれの詳細は下の記事をご参照ください。

参考記事

海外旅行に必要な持ちものリスト、あると便利なものは?

海外旅行で現地通貨への両替方法は?現金はいくら持っていけばいい?

海外旅行にWIFIルーターやSIMカードは必要?おすすめは?

海外旅行におすすめのクレジットカード5選

海外旅行に旅行保険の加入は必要?クレジットカード付帯保険ではダメ?

初めての海外旅行の手順・知っておくべきこと:まとめ

いかがでしたでしょうか?

えーっっ!こんなにやることあるの~?

海外旅行の準備って、こんなたいへんなのー?

って思いました?(笑)

でも、安心して下さい。

ここで紹介したのは、これだけ知っておけば万全ですよ!っていう内容。

この記事を読んだあなたはラッキーです。

なぜなら、ここまできちんと全体的なことを知って出発する人はそんなに多くはないから

すべてを完璧に準備し、100%安心して海外旅行に出発している人は少ないのじゃないかと思います。

初めての海外旅行って勇気も必要だし、何よりも思い切りが必要。

はじめての海外でどこかしら不安があるのは悪いことではないです。それだけ慎重さも持っているってことですから。

その慎重さは初めての海外で安全に旅行をし、無事日本に帰国することにつながります。

是非、海外を見てみたいという思い、まず一度行ってみよう!!という勢いを大切して下さいね!!

-旅の技術

error: Content is protected !!

© 2022 TRAVEL LIFE