ファブリス・ジロットのフランス本店(ディジョン)を訪ねる方法
フランス最高峰のショコラティエ「ファブリス・ジロット(Fabrice Gillotte)」の本店(フランスのディジョン)を訪れる方法についてご紹介しています。
ディジョンは、美食(グルメ)の地とも言われ、ブルゴーニュ・ワイン産業の中心地。
ワイナリー巡りをするときの拠点にもなります。
「チョコレート大好き」+「海外旅行好き」だけでなく、グルメやワインに関心のある人にも、訪問滞在をおすすめできる街です。
Contents
フランスへ行くには?
▽フランス・パリへのルートや発着時間、航空券代を比較
ファブリス・ジロットの本店、ディジョンへの行き方
ファブリス・ジロット発祥の地で、現在も本店があるのは、フランス北西部の街ディジョン。
ディジョンは、中世の歴史的な雰囲気がよく残っている街です。
この記事では、パリを起点にパリ~ディジョンへ移動するおすすめの方法をご紹介します。
ご参考までに、フランス南東部の大都市リヨン(Gare de Lyon Part-Dieu駅)からTGVでディジョンへ行くことも可能です。
また、スイス(シェンゲン協定加盟国)のジュネーヴからは国境通過審査はなく、スムースな陸路移動も可能です。
ただし、スイスのジュネーヴから行く場合は、列車移動では乗り換えがあり、運行本数もあまり多くないので少し不便です。
ディジョンへのアクセス、選択肢
列車で行く方法
パリ市内では郊外行きの起点となる大きな鉄道駅が7つほどあります。
ディジョン行きは、2018年現在、パリ・リヨン駅(Gare de Lyon)発。
パリからフランス新幹線TGV利用で、片道約1時間半~2時間。
以下は鉄道チケットを買う際におすすめの方法です。
レイルヨーロッパ(RAIL EUROPE)
フランスに本社のあるヨーロッパ専門の鉄道切符の手配会社。日本を含め、世界各国に販売拠点があります。
ヨーロッパ鉄道旅行では、この会社のヨーロッパ鉄道旅行ガイドも参考になります。
MAX VISTA(株式会社 欧州エキスプレス)
ヨーロッパ以外を含めた世界の列車手配を取り扱う専門店からはじまり、現在は、HISのグループ会社の一つ。
MAX VISTAの良さは鉄道に詳しい日本人スタッフがいるので、不安なときは電話でもいろいろと相談できることではないでしょうか。
各旅行会社の店舗での取り扱い
大手旅行会社の店舗でも取り扱いはありますが、専門店以外の場合、カウンターのスタッフが列車切符の取扱に慣れていないことが多いようです。
※日本で購入する場合、手数料や為替レート関係で、基本的に現地のフランス国鉄(SNCF)で販売されている切符代よりも少し高くなる場合がほとんどです。
しかし、安心料、困ったときの情報提供料と思えば、高くないかもしれません。
フランス国鉄(SNCF)で直接買う方法
外国語での予約に抵抗がない(旅慣れている)、最安値で購入したい場合、フランス国鉄(SNCF)の公式サイトで直接予約する方法があります。
下のサイトで地名(PARIS、DIJON)や日付を入れると、タイムスケジュールや運賃を調べられます。
SNCF – Trains, Services, Businesses | SNCF
列車切符は駅構内でも買えますが、朝など混む時間帯には並んで時間がかかり、残席有無の問題もあります。
ヨーロッパでは列車の乗り方、改札の仕組みが日本と違い、最近は航空券同様、eチケットという形が増えています。
駅での手続き、列車の乗り方などは前述の鉄道切符を取り扱う会社のサイトの説明が充実しています。
オプショナルツアーに参加する方法
メジャーどころとして、ベルトラ、みゅう、マイバスなどがあります。
中でも、ベルトラのオプショナルツアーのラインナップが充実しています。
ただし、パリ起点のディジョンへの日帰りオプショナルツアーは見当たらず、いずれも「ディジョンを発着地」とした現地ツアーです。
プライベートツアーをオリジナルで組む方法
フル・オーダーメードで、専用車(セダンやミニバン)やガイドを手配する方法です。
この種の手配は、地域やテーマに専門特化した中小の旅行会社で比較的に強く、きめ細かく対応しているようです。
しかし、料金は高額で、車1台1日5~10万円、ガイド1名1日5~10万円なんていうのはざらです。
快適で便利ですが、少人数旅行では費用面で合わない(コスパが悪い)ので、5名くらい以上のお仲間旅行で、はじめて選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
ディジョン到着後
ファブリス・ジロット本店は、ディジョン駅を出てから、徒歩で約12~15分前後。
旧市街の中心地にあります。
スーツケースの運搬がない限り、タクシーや公共交通を使うほどの距離ではないと思います。
ディジョンの街の見どころやお店やレストランも多くあります。
まずはディジョンの旧市街の方向を目指せば、ファブリス・ジロット本店へたどりつけるでしょう。
ファブリス・ジロット本店
FABRICE GILLOTTE DIJON
21, RUE DU BOURG – 21000 DIJON FRANCE (2019年1月現在)
TEL (+33) 03 80 30 38 88
営業時間
月曜日~土曜日:09:15-19:00
日曜日、12月16日・23日:09:15-19:00
下の写真は2008年くらいまでの本店。
以前のお店の看板には「AU PARRAIN GENEREUX」(オー・パラン・ジェネルー)と書いてあります。
「気前の良い代父」という意味だそうで、いかにも地方の伝統的なお菓子職人といった風情です。
その頃はいかにも家族経営のアットホームな店構えでしたね。
フランス国内のディジョン以外の店舗(参考)
アトリエ(ディジョン近郊ノルジュ=ラ=ヴィル)
ATELIER FABRICE GILLOTTE
ZA Beauregard 21490 Norges-la-Ville TEL (+33) 03 80 35 58 50
営業時間
月曜日~金曜日:08:00-17:00
土曜日:08:00-16:00
日曜日、12月16日・23日:09:30-17:00
なお、チョコレートを作っているアトリエは、ディジョンにある本店から約10km離れたディジョン近郊のノルジュ=ラ=ヴィルにあります。訪問はタクシーを利用するなどしないと難しそうです。
ボーヌ店
FABRICE GILLOTTE BEAUNE
33 rue Carnot 21200 Beaune TEL (+33)03 80 80 22 54
営業時間
月曜日~土曜日:09:30-19:00
日曜日、12月16日・23日:10:00-19:00
ボーヌ(Beaune)はディジョンと並び、ブルゴーニュ地方のワイン造りの中心地。ボーヌ近郊には名だたるドメーヌ(ワイナリー)や畑が点在しています。
ボーヌはディジョンの南、約40km。直通列車で約20~30分です。