東京都西部の多摩地区、調布市と三鷹市にまたがる深大寺は東京で2番目に古いお寺。
親子ずれでも楽しめる場所です。
深大寺でできることをご紹介します。
深大寺の観光:境内の散策
江戸時代の雰囲気がそのまま残っているような境内は広くはなく、東端から西端まで歩いても2~3分というサイズです。
境内は石畳で少しベビーカーが引きづらい箇所、階段も少しだけありますが、年末年始や年に何回かある祭事を除けば問題はなく、ベビーカーで来ている親子も見かけます。
まずはお寺の雰囲気を楽しんでみるのがおすすめ。
深大寺の境内には約10くらいのモニュメント( 寺宝・建造物)がありますが、必見は以下の3つ。
- 本堂
- 元三大師堂
- 釈迦堂(国宝を所蔵)
深大寺に到着したら、まず本堂を訪ねて、お参りをするのが定番。
下の地図が便利です。(写真をクリックすると拡大)
上の写真が本堂です。
元三大師堂。本堂の正面向かって左斜め前。階段を少し上がった場所です。
本堂と同様に重要建築だそうで、慈恵大師(元三大師)像が安置されています。
上の写真は国宝の白鳳仏がある釈迦堂の入口。
本堂に正面向かって左側にある小さな建物。
国宝に指定されている白鳳仏は、飛鳥時代(7~8世紀)に造られた仏像です。

画像出典:深大寺公式サイト
- 拝観時間 : 09:00~ 16:00(冬季)、09:00~ 17:00(夏季 3月21日~)
- 拝観料 : 300円 高校生以下無料
- ※詳細は深大寺の公式サイト
- ※年中行事・イベント日はこちらでチェック!
深大寺の遊び場:ゲゲゲの鬼太郎ワールドで記念撮影!
「ゲゲゲの鬼太郎」生みの親、水木しげるさんは、調布で40年以上を過ごしました。
この鬼太郎茶屋には、「妖怪ショップ」「妖怪喫茶」「妖怪ギャラリー」があり、ゲゲゲの鬼太郎関連の書籍や小物などの展示や販売品が所狭しと並んでいます。
ゲゲゲの鬼太郎を見たことがない、知らない、という場合でも「なんだこれ!?不思議な世界!」っと関心を示すのではないでしょうか。
是非、記念撮影を!
店内には茶屋(カフェ)もあり、鬼太郎の世界にひたりながら、くつろぐことができます。
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日に振替)
- 鬼太郎茶屋公式サイト
▲深大寺の参道入口にある鬼太郎茶屋。ありとあらゆる鬼太郎グッズが販売されています。
▲鬼太郎茶屋には、このようなレア感のある土産も売られています。
深大寺の散策:なつかしい和菓子の食べ歩き
深大寺や「そばまんじゅう」や「そば煎餅」をはじめ、懐かしい和菓子がたくさん売られています。
見ているだけでも飽きません。
子どもはたくさんのことに関心を示すので、もうこの駄菓子だけでもお腹がいっぱいになってしまうかもしれません!!
深大寺の遊び場:陶芸体験
深大寺には陶芸体験のできるお店があります。
短時間ででき、良い記念になるため、お子様連れには特におすすめできます。
時間に余裕があれば是非!!
陶芸体験は2つの方法があります。
一つは、でき上がっている素焼きに絵づけをして焼く「楽焼(らくやき)」で、低い温度で焼くため、できあがりのつやは少ないものです。
もう一つは、より高い温度で焼いて、らく焼きよりも硬度が高く、できあがりは艶のある「本焼き」です。
本焼きは釉につけてからの焼き時間が長いため、当日持って帰れるのは「らく焼き」のみとなります。
- 営業時間 9:00~17:00(陶芸体験は16:00頃まで)
- 原則は年中無休
- 深大寺窯(陶芸体験)公式サイト
お皿や器、置物など、100種類以上の素焼きの中から、好きなものを選び、絵付け(色付け、模様描き)が終わったら、店員さんに預けてバトンタッチ。
店員さんがうわ薬で塗装し、その後、専用の窯で焼きます。
20分ほどで、焼きあがりますので、深大寺そばを食べている間に出来上がり。
絵付けするところからはじめて、1時間くらいあれば、時間が足りるのではないでしょうか。
よい体験、よい記念になるでしょう。
素焼きのものによって数百円から千円前後で手軽に楽しむことができます。
上の写真は色づけだけして焼き上げて家に持ち帰った「らくやき」のお皿。
こんな簡単でもOK!
食卓が楽しくなりました!!
深大寺のランチ:深大寺そば
深大寺は「そば」処としても有名で、寺の境内と周辺に、26軒ほどもの蕎麦屋があります。
特に評判が高い例だと、「湧水」「玉乃屋」「一休庵」など。
ただ、20軒以上のそば屋さんが凌ぎをけずって存続していますので、深大寺のそばは、全体的にレベルが高いのが特徴です。
土日祝日は昼の時間帯は、どのお店も混んでいるところが多いです。
それぞれ店の特徴を出し美味しいですが、おすすめは「自家製粉の手打ちそば」とうたっているお店。
蕎麦屋を3軒を紹介します。
- 鈴や GoogleMAPを開く
※定番、参道の入口入って一番最初にある便利な場所、深大寺の中では少し料金が安め - 玉乃屋(たまのや) GoogleMAPを開く
※寺の入口から5~6分、本格そばでベスト3に入る人気店だが、待たずに入れることも多い 深山茶屋(みやまぢゃや) ※比較的すいている穴場(閉店)- 湧水(ゆうすい)GoogleMAPを開く
※寺の入口から2~3分の深大寺の超人気そば屋、ランチタイムは待つことが多い - その他:参道沿いの名店(青木屋、一休庵、元祖島田家、門前など)はランチタイムは混んでいることが多いですが、どこも美味しい蕎麦が楽しめるでしょう。
深大寺では、そばの実を仕入れて自家で石臼で挽いてそば粉を作る「自家製粉」を行っている店も多いです。
深大寺の観光:深大寺水車館(付け足し)
深大寺の境内と周辺には、いくつもの水車が残ります。
深大寺では、江戸時代からそば作りや穀物の精白など、水車は人々の暮らしに欠かせないものだったため、水車と深大寺に深いつながりがあります。
水車の歴史や生活が近代化する以前の農耕や生活用具を展示しているのが、深大寺水車館。
場所は深大寺の境内の外。境内西端の「深沙堂参道」から徒歩1分。
そば店「水神苑」の隣。(京王バスが停まる中央参道の西50~60m)
深大寺水車館は毎週月曜日が休園日なのでご注意ください。
こちらの水車館は2つの小さな小屋に展示があり、5~10分くらいで見学できてしまう内容です。
- 開館時間:09:30~17:00(4月から10月)
09:30~16:00(11月から3月) - 入館料:無料
- 休館日:月曜日、12月29日から31日
- 調布市のサイト
深大寺で滞在時間が短いときの注意
半日くらいしか時間がない合、深大寺の境内に絞って時間を過ごすか、もしくは境内をさらっと1時間くらい見たら、そのまま徒歩で神代植物公園を散歩するのもおすすめ。
深大寺は土日や祝日、行事の際は混み合い、平日が比較的すいています。
月曜日は深大寺周辺の施設の大部分が閉館日(休業日)にあたるので注意です。
また、深大寺周辺の観光施設(温泉を除く)や境内の大部分の店(そば屋も)は16~17時頃に閉店するところが多いです。
深大寺へのアクセス(場所)
京王線「調布」駅からバスで約10分。JR「三鷹」駅や「吉祥寺」駅からはバスで約25~30分です。
詳しいアクセスはこちら
深大寺を子連れで楽しむ方法:観光と散策、そばランチ まとめ
深大寺周辺には他にも面白い場所があるので、時間があれば、調布駅周辺と合わせて訪問するよいですよ~♪♪
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自転車や車なら、調布飛行場も楽しいですよ~