深大寺を訪問したらすべき体験、おすすめの観光5選(地元民のアドバイス編)

この記事は、はじめて深大寺に訪問する人、限られた時間内で深大寺をたっぷり満喫したい人へ向けて書いた記事です。お薦めの蕎麦屋も載せています。地元民だからこそ知るディープな情報も!!是非、ご覧ください。

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~深大寺の周辺でするべき体験、おすすめの観光3選~
(深大寺の境内を見た次は周辺のここへ!)

~調布へ訪れたらするべき体験、おすすめの観光3選 ~

深大寺(じんだいじ)って?

深大寺(じんだいじ)は、東京都内では、浅草の浅草寺についで2番目に古く、国宝の仏像もある由緒あるお寺です。

三鷹市と調布市にまたがるロケーションから、歴史、自然、文化の三拍子がそろった場所で、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の観光地としても人気があります。

四季折々の美しさがあり、春は桜、夏は鮮やかな緑、秋は紅葉、冬は枯れたわびさびがあり、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気の場所です。

周辺も含めてしっかり見学する場合、それだけであっと言う間に1日が過ぎてしまいます。

▲紅葉の時期の深大寺(11月下旬)

深大寺では、まずはこの5つを!

半日くらいしか時間がない合、深大寺の境内に絞っての見学と体験をお勧めします。

もしくは、帰り際に、深大寺温泉(詳しくはこちら)に寄るのも楽しみが増します。

土日や祝日、行事の際は混み合います。平日が比較的すいています。

なお、月曜日は深大寺周辺の施設の大部分が閉館日(休業日)にあたるのでご注意ください。

また、深大寺周辺の観光施設(温泉を除く)や境内の大部分の店(そば屋も)は16~17時頃に閉店するところが多いので、訪問の際はそれも踏まえておく必要があります。

▼境内と周辺の全体図、位置関係はこちらの地図がわかりやすくて、おすすめです。

京王電鉄公式サイト https://www.keio.co.jp/area/gegegemap/jindaiji.html

【1選目】深大寺境内の歴史文化財を見る

江戸時代の雰囲気がそのまま残っているような境内は広くはなく、東端から西端まで歩いても2~3分というサイズです。

是非、お寺の歴史や文化財に触れてみましょう。

深大寺の境内には約10のモニュメント( 寺宝・建造物)があります。

①本堂、②元三大師堂、③開山堂、④延命観音、⑤鐘楼、⑥釈迦堂、⑦山門、⑧深沙堂、⑨不動堂、⑩大黒天と恵比寿尊です。

必見は「①本堂」「②元三大師堂」「⑥釈迦堂(国宝・白鳳仏のある建物)」3つでしょう。

深大寺に到着したら、本堂を目指します。

山門(⑦)をくぐると、右側に鐘楼(⑤)が見え、正面に①本堂があります。

まず本堂を訪ねて、お参りをするのが定番。

▲出典:深大寺公式サイト(https://www.jindaiji.or.jp/map/

本堂

 

▲本堂の入口に立つ「山門」は江戸時代からの茅葺き屋根。深大寺の中でも火災を逃れた茅葺きは「山門」と「旧庫裡(くり)」のみとなりました。

  

▲旧庫裡。庫裡(くり)とは、寺院の台所にあたる建物。住職や家族の住む所で、現在も良い保存状態で残っています。

▲本堂は江戸時代の本堂が幕末の火災で焼失。直近の修復は平成15年。屋根の大改修工事をおこない、瓦屋根より銅板葺本瓦棒葺きになり一新されました。偉容をほこっています。

▲文政12年(1829)に建てられた旧鐘楼は幕末の大火で消失。明治3年(1870)、現在の位置に移して再建された鐘楼です。

元三大師堂

本堂の正面向かって左斜め前。階段を少し上がった場所です。

深大寺では本堂と同様に重要建築で、慈恵大師(元三大師)像が安置されているお堂です。

幕末の火災で一部が焼け、本堂の西側に修復再建されました。被災直後の慶応3年(1867)に本堂をさしおいて復興されたことからも、厄除元三大師がいかに多くの信者を集め、重要だったを物語ります。

釈迦堂(国宝・白鳳仏のある建物)

本堂に正面向かって左側にある小さな建物です。

この建物内にある白鳳仏は、飛鳥時代(7~8世紀)に造られた仏像で、2017年(平成29年)9月に「国宝」に指定されました。

▲白鳳仏のある釈迦堂への入口

▲画像出典:深大寺公式サイト(https://www.jindaiji.or.jp/about/kokuho.php)より

現場でのこの仏像の写真撮影は禁止です。

拝観時間 : 09:00~ 16:00(冬季)、09:00~ 17:00(夏季 3月21日~)
拝観料 : 300円 高校生以下無料
※2018年7月現在/深大寺の公式サイトより

【2選目鬼太郎茶屋で 「ゲゲゲの鬼太郎」ワールドに浸る

深大寺のある調布市は、「ゲゲゲの鬼太郎」生みの親、水木しげるアニメが発祥の地です。

水木さんは調布で40年以上を過ごしました。調布駅周辺には水木プロダクションもあり、漫画の題材ともなった場所が多くあります。

この鬼太郎茶屋には、「妖怪ショップ」「妖怪喫茶」「妖怪ギャラリー」があり、ゲゲゲの鬼太郎関連の書籍や小物などの展示や販売品が所狭しと並んでいます。

店内には茶屋(カフェ)もあり、鬼太郎の世界にひたりながら、くつろぐことができます。

営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日に振替)
※2018年7月現在/鬼太郎茶屋公式サイトより

 

▲深大寺の参道入口にある鬼太郎茶屋。ありとあらゆる鬼太郎グッズが販売されています。


 

▲鬼太郎茶屋には、このようなレア感のある土産も売られている。

【3選目】境内の散策と体験(和菓子などの食べ歩き、陶芸体験)

なつかしい和菓子の宝庫

深大寺や「そばまんじゅう」や「そば煎餅」をはじめ、懐かしい和菓子がたくさん売られています。

見ているだけでも飽きませんが、せっかくなので、いくつか味見がてら、お試しになられてはいかがでしょうか。

陶芸体験

深大寺には陶芸体験のできるお店があります。短時間ででき、良い記念になるため、お子様連れには特におすすめできます。

陶芸体験は2つの方法があります。

一つは、でき上がっている素焼きに絵づけをして焼く「楽焼(らくやき)」で、低い温度で焼くため、できあがりのつやは少ないものです。

もう一つは、より高い温度で焼いて、らく焼きよりも硬度が高く、できあがりは艶のある「本焼き」です。

本焼きは釉につけてからの焼き時間が長いため、当日持って帰れるのは「らく焼き」のみとなります。

営業時間 9:00~17:00(陶芸体験は16:00頃まで)、年中無休
※2018年7月現在/深大寺窯(陶芸体験)公式サイトより

 

お皿や器、置物など、100種類以上の素焼きの中から、好きなものを選び、絵付け(色付け、模様描き)が終わったら、店員さんに預けてバトンタッチ。

店員さんがうわ薬で塗装し、その後、専用の窯で焼きます。20分ほどで、焼きあがりますので、深大寺そばを食べている間に出来上がりです。

絵付けするところからはじめて、1時間くらいあれば、時間が足りるのではないでしょうか。よい体験、よい記念になるでしょう。

素焼きのものによって数百円から千円前後で手軽に楽しむことができます。良い思い出になるのではと思います。

【4選目】深大寺そばを味わう

深大寺は「そば」処としても有名で、寺の境内と周辺に、26軒ほどもの蕎麦屋があります。20軒以上のそば屋さんが凌ぎをけずって存続していますので、全体的にレベルが高く、美味しい蕎麦が多いです。

江戸時代、深大寺周辺の土地が米の生産に向かないため、小作人はそばをつくって米の代わりにそば粉を寺に納めていました。寺ではそばを打って来客をもてなしたのが、深大寺そばの始まりと伝えられています。

深大寺そばが有名になったのは、深大寺の総本山である上野の「寛永寺」の門主「第五世公弁法親王」が深大寺のそばを大変気に入り、それが全国の諸大名にも言い広められたからのようです。

また、別の説では、徳川第三代将軍家光が鷹狩りの際に深大寺に立ち寄り、そばを食べ誉めたからとも言われています。(引用元:調布観光ナビ https://csa.gr.jp/contents/1211

昼の時間帯、特に土日祝日は境内のそば店は、どこも混んでいます。

手打ちそば店が多く、それぞれ店の特徴を出していますが、おすすめは「自家製粉の手打ちそば」とうたっているお店です。

深大寺と周辺には26軒ほどの蕎麦屋がありますが、特に評判が高いのは、一例をあげると「湧水」「玉乃屋」「一休庵」などです。

深大寺は、ひしめく蕎麦店がしのぎを削っているため、全体的にレベルが高く、ほかにも美味しい蕎麦屋はありますが、評判の良い店は「自家製粉」や「手打ち」など、こだわりがあります。

本格そばの味と雰囲気にこだわるなら間違いないお店の一つ「玉乃屋」

 

▲自家製粉の手打ちそば屋「玉乃屋」の(つなぎをつかわない)十割そば(田舎そば)

 

▲深大寺ではそばの実を仕入れて自家で石臼で挽いてそば粉を作る「自家製粉」を行っている店も少なくない。(上の写真は深大寺の人気そば店の一つ「青木屋」にて)

▲「自家製粉」後のそばがら(一休庵にて)。昔ながらの枕には、そばがらを使われているため、再利用できる。

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メインストリートの利便性と深大寺の駐車場利用でお得なお店

混み合う深大寺で、とにかく落ち着いて、静かな場所で食べたいときにおすすめ

【5選目】深大寺水車館(深大寺の境内の外、徒歩1分)

深大寺の境内と周辺には、いくつもの水車が残ります。

深大寺では、江戸時代からそば作りや穀物の精白など、水車は人々の暮らしに欠かせないものだったため、水車と深大寺は深いつながりがあります。

そうした水車の歴史や生活が近代化する以前の農耕や生活用具を展示しているのが、深大寺水車館です。

場所は深大寺の境内の外。境内西端の「深沙堂参道」から徒歩1分。そば店「水神苑」の隣。(京王バスが停まるメインの参道よりも50~60m西側です)

こちらの水車館は2つの小さな小屋に展示があり、5~10分くらいで見学できてしまう内容なので、時間があれば、さっと立ち寄ることをお勧めします。

開館時間:09:30~17:00(4月から10月)、09:30~16:00(11月から3月)
入館料:無料、休館日:月曜日、12月29日から31日
※2018年7月現在/調布市のサイトより

 

  

【番外編】名物行事 “だるま市”(3月3日、4日)が面白い!

深大寺は年中行事が充実しています。

特に毎年3月上旬の風物詩で「だるま市」は全国から6万人が集まり、とても賑わいます。混み合うため、ゆっくりはできませんが、深大寺独自の風習も垣間見ることができる機会です。

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訪問プランの一例

半日くらいで深大寺を見るプランは、ざっとこんなところでしょう。

訪問順、ルート例

【1】深大寺の見学と散策:1時間~2.5時間(陶芸体験を行った場合)
・本堂(国宝見学)
・鬼太郎茶屋
・境内の散策(陶芸体験、なつかしい和菓子などの食べ歩き)
・深大寺水車館(深大寺の境内の外、徒歩1分)
【2】深大寺そば:約1時間(昼時は混みます)

アクセス(場所)

京王線「調布」駅からバスで約10分。JR「三鷹」駅や「吉祥寺」駅からはバスで約25~30分です。

▼アクセスの詳細はこちら▼
深大寺公式サイト http://www.jindaiji.or.jp/contact/

調布駅周辺の宿泊施設(ホテル)

●調布クレストンホテル
●アーバンホテル ツインズ調布
●ホテルノービス調布

調布駅周辺では宿泊施設の軒数が少ない上、各ホテルの部屋数も多くはありません。

味の素スタジアムを含む調布周辺でのイベント時は特に混み合い、早くから部屋がないことも少なくありません。

調布駅周辺で予約ができない場合、調布駅や三鷹駅から電車で15~20分の「新宿」までを範囲に含めて、宿探しをされることをお勧めします。