シンガポールでの食事。「食事やレストランの選択肢が豊富すぎて迷う」「短い滞在でどのレストランやメニューがおすすめ?」といった疑問はわきませんか?
せっかくなので、バラエティに富んだ食事体験をしたいですよね。
この記事では、カジュアルなレストランから高級なものまで、マリーナベイサンズと周辺でおすすめのレストランをご紹介しています。
マリーナ ベイサンズ1階:ライズ(Rise)
マリーナベイサンズ内の定番レストラン「ライズ(RISE)」は朝食の定番。
タワー1の1階のロビーフロアにあります。
おそらくマリーナベイサンズに宿泊した人なら、必ず一度はここで食事しているのではないでしょうか。
朝食(インターナショナル・ビュッフェ)で利用しましたが、料金は大人45SGD(サービス料や税込みの日本円換算で4,300円くらい)、子供22SGD(2,500円くらい)。
このレストランの良さは種類の豊富さ。
アジア、中華、和食、洋食など種類も豊富で、5つ星クラスのホテルの朝食クオリティで楽しめます。
カリカリに焼いたベーコンやオムレツなどが小学生の子供だちに大好評でした。
マリーナベイサンズ・エリア内:ラサプーラ・マスターズ
ラサプーラ・マスターズ(Rasapura Masters)はマリーナベイサンズ1階のフロントから徒歩で約7~8分。
便利なフードコートで、安上がりに軽く食べたいときにおすすめです。
マリーナベイサンズ内のレストランは、さらに高めの料金設定のレストランが多めです。
(もともとシンガポール自体が物価は高め)
しかし、このラサプーラ・マスターズ(フードコート)では、庶民的な料金のものも多く、10SGDくらい(日本円で800円くらい)でお腹一杯たべることができます。
シンガポール名物のチキンライスをはじめ、マレーシア料理、タイ料理、日本料理、ベトナム料理、中華料理、韓国料理、欧米風カフェ・・・などなど。
種類も豊富で、味もどれを選んでもハズレはない感じです。
疲れたとき、時間をかけずに簡単にすませたいとき、朝、昼、晩と時間を選ばずに利用できるのが嬉しいです。
「とりあえずここに来れば、食事は何とかなる」という便利なフードコートです。
▲写真出典:マリーナサンズ公式サイトより▼
▲スパイシーでありながら、まろやかさが特徴のシンガポール名物「ラクサ」。
▲かき氷
注意点としては、公式サイトでフードコートは「24時間営業」とありますが、深夜から早朝にかけてオープンしている店は、ごく一部という点です。
筆者が朝6時半頃に行ったときは2~3軒しか空いておらず、それも開店準備中という感じでした。
ラサプーラ・マスターズ(Rasapura Masters)公式サイト
マリーナ・ベイサンズ屋上階:セラヴィ(CÉ LA VI)
CÉ LA VI (セラヴィ)はカジュアルさと大人の雰囲気をもつ高級レストラン。
マリーナ・ベイサンズの屋上57階。付近の眺めが最高です♪♪
シンガポールでの食事、どれもそれなりに美味しくいただいたのですが、何かもの足らない。
たしかに美味しいけれど、どれもB級グルメ的においしい。
「1回は唸るような美味しさや洗練された高級料理を食べたい」と思って選んで当たりでした。
注意点はセラヴィにはRestaurantとSkyBarの2つがあること。2つは場所が少し異なります。
Sky Barは完全にアルコール中心の大人のスペースなので、子連れ家族はレストランで食事。
運よく当日で予約が取れましたが、かなり人気が高く、通常なら1~2日前には予約しておいたほうがよいようです。
店内は大人の雰囲気。
落ち着いているというより、結構大きな音で音楽が流れ、欧米人好みのレストランという趣です。
どちらかと言えば、大人の雰囲気、大人向けのレストランで、子連れはあまり見かけませんでした。
店のコンセプトは「受賞歴のある斬新なモダンアジア料理」。
たしかにそうでした。選んでよかったです。
シンガポールで一度は味わってみたかった高級レストランの味。
一品一品にこだわりと味の仕掛けがあり、満足な食事でした。
シンガポール的な創作料理。
シンガポールの水餃子もセラヴィ風の高級な盛り付けで出てきました。
シンガポール風の味付けながら繊細な味の焼き魚。
ホテルでの食事にはサービス料や税金が加わります。
4人家族であっという間に2万円(日本円換算)くらいになりましたが、味は子どもも大人も満足でした。
滞在中、このレストランを含めてよかったです。
デザートのような味のスープ。
CÉ LA VI (セラヴィ)のもう一つのお勧めは景色
レストランの前は「サンズ・スカイパーク(Sands Sky Park)」。
宿泊者ではない観光客がこの景色を楽しむためだけに入場料を払って来るような展望スポットです。
シンガポールの街やシンガポール海峡を見晴らす美しい360度のパノラマビューが広がっています。
20:00からはマリーナベイサンズの下で「光のショー」が行われます。
食事中、少し席をはずして15分くらい展望デッキから「光のショー」を堪能しました。
同行者(家族や恋人)との忘れられない思い出になるはず!です。
参考までに、光のショーは20:00から15分ほど。
マリーナベイサンズホテルの下(地上)でも、よく見えます。
下の写真がマリーナベイサンズの1階地上から光のショーをみた光景です。
マリーナベイサンズ・エリア内:カントンパラダイス
マリーナベイサンズ1階のフロントから徒歩で約7~8分。
カントンパラダイス(Canton Paradise)は、コストパフォーマンスの良い中華、子連れ家族にもおすすめのレストランです。
広東(カントン)の名のとおり、広東料理が中心の中華レストラン。
値段もさほど高くはなく、味も良好。子ども連れ、家族も多かったです。
予算とクオリティ(味や内容)のバランスが取れている、よいレストランだと思います。
場所は前述のフードコート、ラサプーラ・マスターズの上。3階。
▲写真出典:Singapore Couple Blog
週末で混んでおり、店に入るまでに15~20分ほど並びましたが、店員さんの手際もよく、待っている間、メニューをよく検討することもできました。
▲写真出典:DANIELFOODDIARY.COM
上の写真は小さな子どもに喜ばれた饅頭。
庶民の定番、チャーハン
庶民的なメニューだけでなく、しゃれた盛り付けのメニューもあります。
会計は4人家族でお腹いっぱいに食べて、合計日本円で換算で1万円くらいでした。
味もまあまあなので、物価と食費の高いシンガポールとしては、コスパがよいと思います。
カントン・パラダイス(Canton Paradise)公式サイト
マリーナベイサンズ周辺:ジャンボ(Jumbo)
シンガポールに来たら一度は食べたい名物がチリ・クラブ。
チリソースで煮たカニの中華料理の一種で、「シンガポールと言えば、チリ・クラブ」と言えるくらいの定番です。
マリーナベイサンズからはタクシーで約10分ほど(地下鉄では30分くらい)。
チリ・クラブで有名なレストラン「ジャンボ(Jumbo)」はシンガポール内に5店舗あります。
マリーナベイサンズから近いのは、リバーサイドポイント(RIVERSIDE POINT)店とリバーウォーク(THE RIVERWALK)店です。
今回はマリーナベイサンズホテルのコンシェルジュに頼んで予約してもらいました。
コンシェルジュの話では、当日の予約は空きがなく難しいでしょう。
前日でも希望の時間帯にならないことが多いので、できれば2日前くらいに予約しておくのがよいとの話でした。
景色が良いのはリバーサイドポイント店だということで勧められ、リバーサイドポイント店にて食べました。
リバーサイドポイント店は、マリーナベイサンズの地下鉄MRTの最寄駅「Bayfront」から1本。
3駅目の「China Town」で下車して、徒歩約10分です。
(地下鉄を乗り換えてNorth East Lineの「Clarke Quay」駅で下車した場合、「Clarke Quay」駅より徒歩5分)
ホタルイカのから揚げ。美味。
クラゲのマリネ。こちらもサッパリとした美味。
甲羅が厚くて驚きましたが、来た甲斐がありました。
やはり評判のよいものは、美味しいです。
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