クイーンゆかりの地②ロンドン・ケンジントン周辺 ≪QUEENファン聖地巡礼バイブル≫

世代を超え、ファンに愛され続ける伝説的ロックバンド「Queen(クイーン)」。

バンドが生まれ、クイーンのメンバーが活動や生活の拠点としていたロンドンのケンジントン周辺の聖地や関連スポットを集めました。

海外のサイトや本、訪問体験談など、いくつかの情報源を整理してまとめたものですが、QUEEN関連のスポット巡り、聖地巡礼の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

クイーンファン最大の聖地「ガーデンロッジ」

フレディの思いが詰まり、息を引き取る瞬間までを過ごした邸宅(地図❶)

フレディ・マーキュリーと言えば、この場所なくて語れないと言えるほどの聖地。

住所の番地から「ローガン・プレイス」と呼ばれることもあります。

フレディが1980年から亡くなる1991年11月24日時まで住んだ邸宅で、その後、最愛のメアリー・オースティン(かつての恋人で親友)が相続し、住み続けています。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも、ガーデン・ロッジで過ごすシーンの場面が度々登場しました。

(実際のロケ地はここではなく、ロンドン郊外の別の所有者の家)

ガーデンロッジ フレディマーキュリー

ガーデンロッジ フレディマーキュリー

ガーデン・ロッジ

ガーデンロッジ 写真出典:ROCK AND ROLL GPS

名称:ガーデンロッジ(Garden Lodge)

所在地:1 Logan Place/Garden Lodge – former house of Freddie Mercury

アクセス:地下鉄ピカデリー線「アールズ・コート(Earls Court)」駅から徒歩で約5分(400m)

最寄駅からの行き方を地図で見る

以下はフレディがガーデンロッジで過ごす映像。

大好きな猫、当時の同居人たち(フレディの恋人、ジム・ハットンなど)と談笑するシーン。

動画の後半(6:00)からはフレディがバスルームでくつろぐ様子などが出てきます。

2019年秋以降、HISがクイーンに特化したロンドンの日本語現地オプショナルツアーも始めたようです。

HIS 2名催行「安心の日本語アシスタント同行 ボヘミアンツアー」毎週火曜・金曜:半日ツアー

公共交通利用なので、料金も安いですね。

スポンサーリンク

クイーンの原点、インペリアル・カレッジ周辺

クイーンはじまりの地、インペリアル・カレッジ・ユニオン(地図❷)

ベイトホール インペリアル・カレッジ・オブ・ロンドン ブライアン・メイ

インペリアル・カレッジ・オブ・ロンドンの広いキャンパスの北側。

音楽の殿堂として知られるロイヤル・アルバートホールの横に、ベイト・クアドラングル(Beit Quadrangle )という一画があります。

その中にあるのがインペリアル・カレッジ・ユニオン。いわゆる学生会館のようなところ。

クイーンの始まりはこの場所と言えます。

インペリアル・カレッジ・ユニオン imperial college union

インペリアル・カレッジ・ユニオン imperial college union

ブライアン・メイはクイーンの前身バンドの「スマイル(Smile)」をティム・スタッフェルとはじめ、ここを拠点として活動を始めました。

その後、ドラムスのロジャー・テイラーも加わり、この場所の一室で練習を重ねていました。

当時ラウンジだった場所(現在はパブ兼レストラン)でティムとともに「Doing All Right」を書いたと、ブライアン・メイは語っています。

情報出典:輝ける日々<ジャパン・スペシャル・エディション> [DVD] 

1970年7月18日、クイーンとしてロンドンで初めての公式なライブも、この会館内のコンサート・ホールで行われています。

2013年、著名なミュージシャンが初公演を行った場所に認定される「PRS for Music Heritage Award」が大学に授けられました。

上の写真はPRS for Music Heritage Awardのプラーク(記念碑)の授与式の様子(出典:Imperial Collage London

現在、そのプラークはベイト・クアドラングルの正面入口門の左上にが掲げられ、敷地の外側から一般観光客も見ることができます。

インペリアル・カレッジ・ユニオン プラーク(クイーン初公演)

名称:Union Concert Hall(Beit Hall)

所在地:Union Concert Hall, Imperial College Union, London SW7 2BB

アクセス:地下鉄ピカデリー線「サウス・ケンジントン(South Kensington)」駅から徒歩で約13分(900m)

最寄駅(South Kensington)からの行き方を地図で見る

 

なお、この敷地内には、ベイト・ホール(Beit Hall)という、主に学生を対象とした宿泊施設も併設。

夏季期間中は一般観光客も宿泊ができます。

ベイト・ホール(BEIT HALL)ホテルは質素な設備ですが、ロンドン市内観光に便利なロケーション。

近くの自然史博物館、科学博物館、V&A博物館などにアクセスがよいため、なかなか人気があるようです。

基本的に、部屋にエアコンは付いておらず、扇風機だそうですが、宿泊料金が安く、クイーン原点の地の一部というのが何よりも魅力です。

ベイト・ホール・ホテルの宿泊情報をBooking.comで見る

ブライアン・メイの出身大学(地図❸)

インペリアル・カレッジ・オブ・ロンドン imperial college of london

クイーンのリード・ギタリスト、ブライアン・メイ(Brian May)。

天体物理学の博士号をもっていることでも知られるブライアン・メイの出身大学が、理工系の名門大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)。

イギリスの理工系大学の最高峰の一つです。

自然史博物館、科学博物館に近く、イギリスにおける理工系学問の中心、発信地というエリア。

インペリアル・カレッジ・オブ・ロンドン imperial college of london

まさに理工系らしい外観の建物。

インペリアル・カレッジ・オブ・ロンドン imperial college of london

敷地の奥のほうには、ブライアンが大学に通っていた頃からあったであろう塔が。いかにも由緒ある大学の風情です。

名称:インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London of Science and Technology)

所在地:South Kensington, London SW7 2AZ

アクセス:地下鉄ピカデリー線「サウス・ケンジントン(South Kensington)」駅から徒歩で約7分(550m)

最寄駅(South Kensington)からの行き方を地図で見る

スマイル時代の写真で知られるロイヤル・アルバート・ホール(地図❹)

ロイヤル・アルバートホール

ロイヤル・アルバート・ホール(ROYAL ALBERT HALL)は、イギリスで最も由緒あるイベントホールの一つ。

ファンの間でこのホールが知られているのは、結成以前のスマイルの時代。

1970年、ホール前のモニュメントの台座上で、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ティム・スタッフェルの3人で撮ったこの写真でしょう。

インペリアル・カレッジ・ユニオンの隣なので、ギグや練習が終わった後、よく立ち寄っていたのでしょう。

若きブライアン、ティム、ロジャーの3人。当時の雰囲気がよく出ている懐かしい感じのする写真です。

名称:Royal Albert Hall

所在地:Royal Albert Hall, Kensington Gore, London

アクセス:地下鉄ピカデリー線「South Kensington」駅から徒歩で約15分(1km)

最寄駅(South Kensington)からの行き方を地図で見る

 

なお、「フレディがいるクイーン」としては、ロイヤル・アルバート・ホールで、コンサートは行っていません。

しかし、1985年11月の「Fashion Aid」の際、その前座の場面で、フレディ・マーキュリーはこの舞台に立っています。

破天荒なロック・スターっぷり!を発揮しているのがこちらの動画(YouTube音声あり)。

また、2010年11月、ロジャーとブライアンがこのホールで「クイーン」の6曲ほど公演(その動画(YouTube)がこちら)しています。

5曲目の「Seven Seas of Rhye(輝ける7つの海)」のボーカルはミッジ・ユーロ(Midge Ure)

ミッジ・ユーロは、ボブ・ゲルドフとともに1985年のライヴ・エイドなどを企画したミュージシャンです。

スポンサーリンク

メンバーの生活拠点、ホランドロード周辺

フレディとメアリーが暮らした家(地図❺)

1970年代前半、フレディ・マーキュリーが恋人のメアリー・オースティンと同棲していたフラット。

フラットは、日本で言うアパートやマンションにあたる集合住宅(大きさや部屋数などは様々)。

映画『ボヘミアンラプソディ』の中で、ベッドに横たわりながらフレディがピアノを弾くシーンを思い出すのではないでしょうか。

フレディはここで名曲『ボヘミアン・ラプソディ』を思い浮かんで書き始めたと言われています。

バンドメンバーが共同生活していたフラットから「Kensington Olympia 駅」をはさんで徒歩で10分くらいの場所。

holland road 100 freddie mercury

名称:100 Holland road

所在地:100 Holland Rd, Kensington, London W14 8BD

アクセス:地下鉄ディストリクト線または一般鉄道のウェスト・ロンドン線「ケンジントン・オリンピア(Kensington Olympia)」駅から徒歩で約8分(650m)

最寄駅からの行き方を地図で見る

初期のクイーンが常連だった「ケンジントン・パブ」があった場所(地図❻)

かつてケンジントン・パブのあった場所

フレディがメアリーと一緒に住んでいた「100 Holland roadの家」の近くに、バンドメンバーでよく集まって飲んでいた「ケンジントン・パブ(Kensington Pub)」がありました。(写真中央右側の工事中の建物の場所)

この周辺は、1970年代にクイーンやメアリーがよく歩いていた場所と思うと、感慨も深いものがあります。

ケンジントン・パブは廃業し、建物は取り壊されてしまいました。かつてのパブはなく、別の新しい建物に建て替えられてしまったのは残念。

下は「ケンジントン・パブ(Kensington Pub)」の時代の面影を残す、2009年頃の写真。

名称:かつてケンジントン・パブがあった場所

場所:54 Russell Gardens, Kensington, London W14 8EZ
(Russell Garden通りとElsham RoadがぶつかるT字路の角付近)

場所を地図で見る(フレディ&メアリーが暮らした家から)

 初期にバンドメンバーが共同生活をしていたフラット(地図❼)

1970年頃、クイーンのメンバーが共同で借りて住んでいたフラット(下の写真の右側)。

当時、メンバーがまだ多くのお金を手にしていたわけでなかった時代。いわゆるルーム・シェアってやつですね。

フレディがメアリー・オースティンと住んだ100 Holland roadやメンバーが常連だったケンジントン・パブの跡地からも近いところに位置します。

名称:36 Sinclair Road

所在地:36 Sinclair Road, Hammersmith, London W14 0NH

アクセス:地下鉄ディストリクト線または一般鉄道のウェスト・ロンドン線「ケンジントン・オリンピア(Kensington Olympia)」駅から徒歩で約2分(150m)

最寄駅からの行き方を地図で見る

 

スポンサーリンク

ケンジントン・ハイストリート周辺

フレディがロンドン市内で暮らし始めた最初の家(地図❽)

フレディ・マーキュリーがロンドン西部のフェルサムの実家を出て、最初に一人暮らしをはじめたワンルームがこちら。

メアリーが働いていたファッションブランド「BIBA」の旗艦店のあった、かつての旧Derry&Tomsデパートの建物まで、徒歩5分くらいでした。

流行の最先端を行くBIBAの店舗に足しげく通っていたフレディが、メアリーと付き合い始めたのが1970年9月頃と言われています。

二人は交際まもなく5か月と経たないうちにこの場所で同棲を始めたとされています。

※情報出典:ボヘミアン・ラプソディ オフィシャル・ブック

名称:12 Stafford Terrace

所在地:12 Stafford Terrace,Kensington, London W8 7BH

アクセス:地下鉄サークル線またはディストリクト線「ハイストリート・ケンジントン(High Street Kensington)」駅から徒歩で約5分(400m)

最寄駅からの行き方を地図で見る

 

この横につづく建物の一部は、以前に住んでいた著名な漫画家の名前にちなんで、エドワード・リンリー・サンボーン・ハウスEdward Linley Sambourne Houseと呼ばれています。

フレディが住んでいたStafford Terrace 12番地から、建物に向かって30~40mくらい左がそれ18 Stafford Terraceです。

若きフレディが住んだ当時の家賃はさほど高いものでなかったそうですが、有名な建物に住んでいたのですね。

フレディは建物の一部を間借り(購入?)していたようなので、内部構造や様子は異なるかもしれませんが、博物館では建物全体の雰囲気は伝わってくるかもしれません。

サンボーン家ハウスは、水曜、土曜、日曜日の一部の時間帯で博物館として公開されているようです。詳しくは→博物館のサイト

 恋人メアリーが働いてた「BIBA」があった場所(地図❾)

ファッションブランドの「ビバ(BIBA)」は、フレディがメアリー・オースティンと出会った頃に、メアリーが働いていたショップ。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも、フレディがBIBAの奇抜な女性衣装を試着しているシーンなどが登場します。

「ビバ(BIBA)」は当時ロンドンのファッションシーンの最先端を行くブランドで、メアリーはアイコン(看板モデル)のような存在であったそう。

英語サイトですが、当時のBIBAの写真やブランド・ヒストリーがわかるサイトはこちら(MESSY NESSY)です。

1970年代当時、BIBAの旗艦店「Big Biba store」の入っていたビルが、ケンジントン・ハイ・ストリート沿いの旧デリー&トムズ デパート(Derry & Toms Department Store)。

現在はイギリスの老舗小売ブランド「M&S(Marks & Spencer)」や「H&M」などが入っているビルです。

当時BIBAが入っていた旧デリー&トムズデパートメントの建物

現在の旧Derry & Toms Department Storeの建物 出典http://manchesterhistory.net

所在地:113 Kensington High Street, KENSINGTON, London, W8 5SQ

アクセス:地下鉄サークル線またはディストリクト線「ハイストリート・ケンジントン(High Street Kensington)」駅より徒歩で約1分

最寄駅からの行き方を地図で見る

フレディとロジャーがお店を出していた場所(地図❿)

出典:wikipedia©Anette Bähren

メンバーで同居をはじめた1970年頃、ロジャー・テイラーとフレディ・マーキュリーはお小遣いのために、ケンジントン・ハイ・ストリート沿いにあった「ケンジントン・マーケット」にストール(屋台のような小さな店)を出していました。

上が当時の写真。

当時のケンジントンマーケット(Kensington Market)は3階建ての屋内市場で、1960~70年代にかけて、ヒッピーボヘミアニズムの文化の発信地のような存在でした。

お店で売っていたのは、古着や芸術作品。

芸術作品には、フレディが通っていたイーリング美術学校の作品のほか、フレディ自身で描いた絵や文章(歌詞)もあったとか。

アルバムが売れてスターになる前の青春時代です。

その後、1970年9月にバンド・メンバーたちが敬愛していたミュージシャン、ジミ・ヘンドリクスが他界すると、弔意を表して店を閉めたとのこと。

上は1986年頃のケンジントン・マーケット。

2000年初頭にケンジントン・マーケットは閉鎖され、建物は建て替えと全面改装が行われ、現在、その場所には別のお店(PC WORLD)があります。

当時の面影はありませんが、柱の間隔はなんとなく当時の様子と似ています。

所在地:49 Kensington High Street,Kensington, London W8 5ED
アクセス:地下鉄サークル線またはディストリクト線「ハイストリート・ケンジントン(High Street Kensington)」駅より徒歩で約3~4分(300m)
最寄駅からの行き方を地図で見る

 

クイーンゆかりの地、聖地巡礼の関連記事

ロンドンの聖地巡礼に関心のある方は、下記の別記事も参考にされて下さい♪♪

スポンサーリンク