クイーンゆかりの聖地、関連スポットバイブル②:ロンドンのケンジントン周辺

世代を超え、ファンに愛され続ける伝説的ロックバンド「Queen(クイーン)」。

バンドが生まれ、クイーンのメンバーが活動や生活の拠点としていたロンドン中心部、ケンジントン地区の周辺で、聖地や関連スポットを集めてみました。

海外のサイトや本、実際に訪問したかたの情報など、いくつかの情報源を整理してまとめたものですが、クイーン・スポット巡り、聖地巡礼の参考になれば幸いです。

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フレディが住んだ2つ目の家の周辺

●フレディが一人暮らしをはじめた家

スタッフォード・テラス 出典:CHESTERTONS

フレディ・マーキュリーがロンドン西部のフェルサムの実家を出て、最初に一人暮らしをはじめた家がこちら。

フレディがロンドンで住んだ2軒目の家です。

メアリーが働いていたファッションブランド「BIBA」の旗艦店のあった、かつての旧Derry&Tomsデパートの建物まで、徒歩5分くらいでした。

名称:12 Stafford Terrace

所在地:12 Stafford Terrace,Kensington, London W8 7BH

アクセス:地下鉄サークル線またはディストリクト線「ハイストリート・ケンジントン(High Street Kensington)」駅から徒歩で約5分(400m)

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この横につづく建物の一部は、以前に住んでいた著名な漫画家の名前にちなんで、エドワード・リンリー・サンボーン・ハウスEdward Linley Sambourne Houseと呼ばれています。

フレディが住んでいたStafford Terrace 12番地から、建物に向かって30~40mくらい左がそれ18 Stafford Terraceです。

若きフレディが住んだ当時の家賃はさほど高いものでなかったそうですが、有名な建物に住んでいたのですね。

なお、サンボーン家ハウスは、水曜、土曜、日曜日の一部の時間帯で博物館として公開されています(博物館のサイト)。

インテリアは異なると思いますが、博物館ではフレディが住んだ家の雰囲気が少しわかるかもしれませんね。

●恋人メアリーが働いてた「BIBA」があった場所

ファッションブランドの「ビバ(BIBA)」は、フレディが親愛なるメアリー・オースティンと出会った頃に、メアリーが働いていたショップ。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも、フレディがBIBAの奇抜な女性衣装を試着しているシーンなどが登場します。

1970年代当時、BIBAの旗艦店「Big Biba store」の入っていたビルが、ケンジントン・ハイ・ストリート沿いの旧デリー&トムズ デパート(Derry & Toms Department Store)。

そのお店は1975年にはクローズしますが、Big Biba storeのあったその建物は、現在も別のお店が入った建物として残ります。

(現在はイギリスの老舗小売ブランド「M&S(Marks & Spencer)」や「H&M」などが入っています)

所在地:113 Kensington High Street, KENSINGTON, London, W8 5SQ

アクセス:地下鉄サークル線またはディストリクト線「ハイストリート・ケンジントン(High Street Kensington)」駅より徒歩で約1分

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当時BIBAが入っていた旧デリー&トムズデパートメントの建物

現在の旧Derry & Toms Department Storeの建物 出典http://manchesterhistory.net

なお、英語のサイトですが、当時のBIBAの写真やブランド・ヒストリーがわかるサイトはこちら(MESSY NESSY)です。

●フレディとロジャーがお店を出していた場所

メンバーで同居をはじめた1970年頃、ロジャー・テイラーとフレディ・マーキュリーはお小遣いのために、ケンジントン・マーケット(市場)にお店を出していました。

お店で売っていたのは、古着や芸術作品。

芸術作品には、フレディが通っていたイーリング美術学校の作品のほか、フレディ自身で描いた絵や文章(歌詞)もあったとか。

まさにアルバムが売れてスターになる前の青春時代。

その後、1970年9月にバンド・メンバーたちが敬愛し、多大なる影響を受けたミュージシャン、ジミ・ヘンドリクスが他界すると、弔意を表して店を閉めたとのこと。

そして、当時のマーケットは取り壊され、現在、その場所には、全く別の建物が建っています。

所在地:49 Kensington High Street,Kensington, London W8 5ED

アクセス:地下鉄サークル線またはディストリクト線「ハイストリート・ケンジントン(High Street Kensington)」駅より徒歩で約3~4分(300m)

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以上、3つのスポット、
[フレディが一人暮らしをはじめた家]ー[地下鉄ハイストリート・ケンジントン(High Street Kensington)駅]ー[BIBAがあったビル]ー[フレディとロジャーがお店を出した場所]の位置関係は▽こちら

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フレディが住んだ3つ目の家の周辺

●ヒット曲『ボヘミアン・ラプソディ』が生まれた、フレディの家

1970年代前半、バンドメンバーと共同生活アパートを出て、恋人のメアリー・オースティンと同棲していた家。

フレディがロンドンで住んだ3軒目の家ということになります。

バンドメンバーと共同生活していたアパートは、Kensington Olympia駅をはさんで、徒歩で10分くらいの近い場所ですね。

100 Holland Road フレディ・マーキュリーの家

フレディ・マーキュリーの家 出典:wiki©Holland Parker

フレディはここで名曲『ボヘミアン・ラプソディ』を思い浮かんで書き始めたと言われています。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、ベッドで寝そべりながらピアノを弾いているシーンの時代ですね。

名称:100 Holland road

所在地:100 Holland Rd, Kensington, London W14 8BD

アクセス:地下鉄ディストリクト線または一般鉄道のウェスト・ロンドン線「ケンジントン・オリンピア(Kensington Olympia)」駅から徒歩で約8分(650m)

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●常連だった「ケンジントン・パブ」があった場所

フレディがメアリーと一緒に住んでいた「100 Holland roadの家」の近くに、バンドメンバーでよく集まって飲んでいた「ケンジントン・パブ(Kensington Pub)」がありました。

このパブは1970年代に音楽パブとして始まり、ドクター・フィールグッド(Dr.Feelgood)などで知られるパブロックの一拠点でもあったようです。

最近、このパブの建物は完全に取り壊されてしまい、全く別の新しい高いビルになり、かつての2階建てのパブは跡形もなくなってしまっているようです。

最寄りのケンジントン・オリンピア駅を挟んでこの周辺を「クイーンやメアリーがよく歩いていた場所」と思うと、感慨も深いものがありますよね!

下は「ケンジントン・パブ(Kensington Pub)」の時代の面影を残す、2009年頃の写真。

名称:かつてケンジントン・パブがあった場所

場所:54 Russell Gardens, Kensington, London W14 8EZ
(Russell Garden通りとElsham RoadがぶつかるT字路の角付近)

フレディ&メアリーのアパートからの行き方を地図で見る

 

●バンドメンバーが共同生活をしていたアパート

1970年頃、クイーンのメンバーが共同で借りて住んでいた場所です。

当時、メンバーがまだ多くのお金を手にしていたわけでなかった時代。いわゆるルーム・シェアってやつですね。

ルームシェアを出てメアリーと住んだフレディのアパート(前述の100 Holland road)やメンバーが常連だったケンジントン・パブからも近いところに位置します。

36 Sinclair Road

36 Sinclair Road

名称:36 Sinclair Road

所在地:36 Sinclair Road, Hammersmith, London W14 0NH

アクセス:地下鉄ディストリクト線または一般鉄道のウェスト・ロンドン線「ケンジントン・オリンピア(Kensington Olympia)」駅から徒歩で約2分(150m)

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[100 Holland Roadの家]ー[かつてKensington Pubがあった場所」ー[Kensington Olympia駅]-[メンバーが共同生活した家(36 Sinclair Road)]の位置関係は▽こちら

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フレディ最期の地「ガーデンロッジ」

●4つ目の家は思い出の詰まった終生の邸宅

フレディ・マーキュリーと言えば、この場所なくて語れないと言えるほどの聖地。

住所の番地から「ローガン・プレイス」と呼ばれることもあります。

フレディが1986年から亡くなる1991年11月24日時まで住んだ邸宅で、その後、最愛のメアリー・オースティン(かつての恋人で親友)が相続し、住み続けている場所です。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも、ガーデン・ロッジで過ごすシーンの場面が度々登場します。

(なお、実際の撮影地、ロケ地はここではなく、ロンドン郊外の別の所有者の家)

ガーデン・ロッジ

ガーデンロッジ 出典:ROCK AND ROLL GPS

ガーデンロッジ、フレディ・マーキュリー

ガーデンロッジ©Adnergje(出典:wikipedia

名称:ガーデンロッジ(Garden Lodge)

所在地:1 Logan Place/Garden Lodge – former house of Freddie Mercury

アクセス:地下鉄ピカデリー線「アールズ・コート(Earls Court)」駅から徒歩で約5分(400m)

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以下はフレディがガーデンロッジで過ごす映像。

大好きな猫、当時の同居人たち(フレディの恋人、ジム・ハットンなど)と談笑するシーン。

動画の後半(6:00)からはフレディがバスルームでくつろぐ様子などが出てきます。

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インペリアル・カレッジ周辺

●クイーンはじまりの地(インペリアル・カレッジ・ロンドン)

クイーンのリード・ギタリスト、ブライアン・メイ(Brian May)。

天体物理学の博士号をもっていることでも知られるブライアン・メイの出身大学が、理工系の名門大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)。

ブライアン・メイは在学中の1968年、クイーンの前身となるバンド、スマイル(Smile)を結成。

ボーカルのティム・スタッフェル(Tim Staffell)、ドラムスのロジャー・テイラーとともに、この場所をベースに音楽活動がスタートしました。

名称:インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London of Science and Technology)

所在地:South Kensington, London SW7 2AZ

アクセス:地下鉄ピカデリー線「サウス・ケンジントン(South Kensington)」駅から徒歩で約7分(550m)

最寄駅(South Kensington)からの行き方を地図で見る

●クイーンがはじめて公演をしたホール

インペリアル・カレッジ・オブ・ロンドンでベイト(Beit Quadrangle または Beit Hall)と呼ばれる区画の中に、ユニオン・コンサート・ホール(Union Concert Hall)があります。

有名なロイヤル・アルバート・ホールの斜め横です。

クイーンの前身バンドのスマイルは、このホールでしばしば公演(LIVE)を行ったそうです。

そして、クイーンとしてロンドンで初めての公演を行った場所も、このユニオン・コンサート・ホール。

初公演はフレディ擁するクイーン結成の約3か月後、1970年7月18日のことでした。

(その後、1971年2月にジョン・ディーコンが加わった)

名称:Union Concert Hall(Beit Hall)

所在地:Union Concert Hall, Imperial College Union, London SW7 2BB

アクセス:地下鉄ピカデリー線「サウス・ケンジントン(South Kensington)」駅から徒歩で約13分(900m)

最寄駅(South Kensington)からの行き方を地図で見る

 

2013年、著名なミュージシャンが初公演を行った場所に認定される「PRS for Music Heritage Award」が大学に授けられました。

PRS for Music Heritage Awardのプラーク(記念碑)出典:Imperial Collage London

現在このプラークは、Beit Hallの建物の正面入口門の左上で一般の観光客も見ることができるようです。

ベイトホール(Beit Hall)の入口とプラーク

ベイトホール(Beit Hall)の入口とプラーク 出典 University Rooms

なお、この敷地内には、大学の学生寮も併設され、夏季期間中は一般観光客も宿泊が可能なようです。

ベイト・ホール(BEIT HALL)ホテルという名の学生寮的な質素な設備ですが、ロンドン市内観光に良いロケーションのため、なかなか人気があるようです。

ベイト・ホール・ホテルの宿泊情報をBooking.comで見る

●スマイル時代の写真で知られるロイヤル・アルバート・ホール

ロイヤル・アルバート・ホール(ROYAL ALBERT HALL)は、イギリスで最も由緒あるイベントホールの一つ。

クイーンがコンサートをしていた大学のホールの隣、斜め前にあります。

ファンの間でこのホールが知られているのは、結成以前のスマイルの時代。

1970年、ホール前のモニュメントの台座上で、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ティム・スタッフェルの3人で撮ったこの写真でしょう。

スマイル(smiel)時代のブライア

スマイル時代のブライアン、ティム、ロジャーの3人 出典:wikipedia

ロイヤル・アルバート・ホール

ロイヤル・アルバート・ホール

名称:Royal Albert Hall

所在地:Royal Albert Hall, Kensington Gore, London

アクセス:地下鉄ピカデリー線「South Kensington」駅から徒歩で約15分(1km)

最寄駅(South Kensington)からの行き方を地図で見る

 

なお、「フレディがいるクイーン」としては、ロイヤル・アルバート・ホールで、コンサートは行っていません。

しかし、1985年11月の「Fashion Aid」の際、その前座の場面で、フレディ・マーキュリーはこの舞台に立っています。

破天荒なロック・スターっぷり!を発揮しているのが下の動画。

また、ロジャーとブライアンがこのホールで「クイーン」の曲をやっています。

2010年11月、最近の映像で、約22分の間に6曲。

下の動画がそれです。

5曲目は映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも出てくる「Seven Seas of Rhye(輝ける7つの海)」。

この曲のボーカルはミッジ・ユーロ(Midge Ure)

ミッジ・ユーロは、ボブ・ゲルドフとともに、1985年のライヴ・エイドなどを企画したミュージシャンですね。

2人とも、2010年当時、60代とは全く思えない動き、かっこよさです!!

[サウス・ケンジントン駅(South Kensington)]
[インペリアル・カレッジ・ロンドン]
[ユニオン・コンサート・ホール(ベイト・ホールの敷地内)]
[ロイヤル・アルバート・ホール]
の位置関係は▽こちら▽

一筆書きルートで、約1km程度ですので、3つ一緒に訪問できてしまいますね。

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各スポットの位置関係、それらを訪問する方法

スタート地点を、インペリアル・カレッジの最寄りの「サウス・ケンジントン(South Kensington)駅」。

終了地点をガーデンロッジ近くの「アールズ・コート(Earls Court)駅」で設定。

ともに地下鉄ピカデリー線の駅です。

ケンジントン周辺のクイーン・スポットは、それぞれが結構近い位置にありますが、他に寄り道をしないとして、合計で6~7kmくらいはあります。

ロンドンでは一方通行や駐車禁止の場所も多いようで、慣れない場合のレンタカー利用だと、この周辺を車で周るのは、意外に難しいかもしれません。

全ての徒歩の場合、一日でケンジントン地区だけを訪問する方法で、一日7~8km以上歩けるようでしたら、問題はないかもしれません。

ただ、季節にもよるでしょう。真夏や秋~冬の寒い時期は、長く歩くのは難しそうです。

歩きだと時間も多くかかります。

また、その日のうちにケンジントン以外も訪問したり、歩くのが苦手(疲れる)の場合、地下鉄を併用するのがよいかもしれません。

ということで、ケンジントン周辺は、電車地下鉄を使いつつ、最寄駅から徒歩で行く方法

もしくは市内を周遊している路線バス(2階建てのダブルデッカーバス)を利用するのがよさそうです。

ロンドン市内の交通網やチケットの買い方、乗り方については、以下、2つのサイトが個人的には参考になりましたので、リンクのみご紹介しておきます。

イギリス政府観光庁 交通機関情報(全般) 地下鉄で巡るロンドン

How Travel ロンドン観光全般 ロンドンのバス 地下鉄

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おわりに

もし「これ間違ってるよ」とか「こんな情報あるよ」っていうのがあれば、遠慮なくご連絡下さいネ!

( v^-゚)Thanks♪

ロンドンを訪れる機会があれば、「クイーンの聖地巡礼」と映画『ボヘミアン・ラプソディ』のロケ地巡りを一緒に行うのも楽しそうですね。

よろしければ、下記の記事も参考になさって下さい♪♪

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