海外のロンドンでタクシー代わりにウーバータクシー(Uber Taxi)を利用しました。
安くて快適な移動ができて利用して良かったですが、慣れない場合は、ドキドキするかもしれません。
この記事では「海外でのUber Taxi利用のメリット(利点)や注意点、アプリでの予約方法、実際に乗車にして目的地に行くまでの様子を体験談としてまとめました。
参考にどうぞ!
ウーバー(Uber)タクシーとは?
Uber(ウーバー)は、2009年に誕生した「配車サービス」を提供するシステム(アプリ)。
アメリカのベンチャー企業、ウーバー・テクノロジーズが運営しています。
一般のドライバーが空き時間と自家用車を使って行うタクシーのようなサービス。
「車での移動手段を求める人」と「車と運転を提供」しているマッチング・サービスとも言えます。
スマホにダウンロードしたアプリを利用し、携帯のGPSで利用者から一番近くにいるドライバーが検索され、即、車を手配してくれます。
日本の福岡をふくめ、現在、世界70カ国・地域の450都市以上で実用化されています。
料金の見積とアプリのインストール
利用にはアカウント登録が必要ですが、一度アカウント登録をすれば、わずか数分、数十秒で見積がわかります。
見積の確認画面 https://www.uber.com/jp/ja/price-estimate/
日本(福岡)で利用する場合の割引クーポン(プロモーションコード入力)の利用に興味がある場合は、以下の画面もおすすめです。 |
見積確認はどこにいてもできるのが嬉しいところ。日本国内にいても海外の見積ができてしまいます。
見積をしても、決済しなければ、課金はされないので安心。
スマフォ用のアプリもあります。
App Store ダウンロード / Google Play ダウンロード
実際に利用する場合は、支払い情報(クレジットカード情報)の登録も必要になりますが、行き先を指定して、見積画面が表示された後、正式オーダーボタンを押すまでは課金がされません。
ウーバータクシー(Uber Taxi)のメリット・利点
配車の予約から決済までスマホアプリで行えて、一般的なタクシー料金よりもかなり割安なのは良いですね。。
料金は地域によっても異なりますが、概ねタクシー料金7~8割くらいの印象です。
基本的には予約から待合せ、支払いまでのすべてをアプリで完結できるサービスです。
事前にスマフォ上で、見込みの料金幅が明示されるため、運転手との交渉が不要。
相互にスマフォアプリのシステム上で管理されているため、ボッタクリを心配する必要がないことも良い点です。
逆に「料金を値切る」など、システムから外れたことはできないようになっているようです。
また、海外の場合でも日本語のサイトがあり、予約~乗車~清算まですべてを日本語対応されているので使いやすいです。
ウーバータクシー(Uber Taxi)の注意点と対策
ある程度、英語でコミュニケーションがとれる
海外でウーバータクシー(Uber Taxi)を利用する際は、ドライバーと英語で簡単なコミュニケーションを取れるくらいの英語力があった方がよいと思います。
基本的にはアプリ内でのやりとりで完結しますが、多少なりとも英語でやりとりできる方が安心ですね。
(英語に全く自信がないという場合は利用は避けた方がよいかもです)
日本から行く場合はレンタルWIFIを忘れずに
海外でUberタクシーを利用する場合に必須なのはインターネット接続。
モバイル通信を使って海外でローミングするのは通信料が高額になってしまいます。
予めWIFIルーターを用意しておくと安心。
WIFIレンタルは何社かありますが、メジャーなものの一つがGLOBAL WIFI。
現地で使用するデータ容量や通信スピードを細かく指定できます。
こちらからWIFIルーターのレンタル料金の見積も可能です。←画面下の「かんたん料金シュミレーター」より
ちなみに1日のデータ容量は4種類ありますが、下から2番目の「大容量プラン(600MB)」でも、地図アプリをかなり使うことができます。
通信スピードは3Gだと少しストレスがあるので、4Gがよいと思います。
あらかじめ予約をしておくと、空港での受け取り、返却も可能です。
海外旅行保険への加入やクレジットカード
Uberに限らず、海外旅行の交通機関全般に言えますが、どんなに素晴らしいドライバーでも、自動車事故がゼロとは言い切れません。
「シートベルトを締める」「なるべく助手席ではなく後部座席に乗る」などの注意はしておきたいものです。
また、万一乗っている車両で交通事故が起きてしまった場合、運転手が加入している自動車保険やUberの補償だけでは、十分とは言えない可能性もあります。
海外旅行保険には必ず加入しておきたいところ。
ちなみにエポスカードは海外旅行傷害保険が自動付帯される上、年会費も永年無料です。
旅行と相性のよいクレジットカードで、もしまだ持ってないなら大変おすすめです。
・年会費永年無料
・海外旅行保険自動付帯
・使いやすいVISAブランド
・店舗受取で即日発行も可
ウーバー(Uber)の使い方、予約、利用方法
種類(車種)
Uberは、国によって選択できる車種やその表記が異なりますが、一般的なのは「UberX」というタイプです。
今回、筆者もUberXを利用しましたが、これを選んでおけば、まず間違いはないかと思います。
以下の表の右側が表示されない場合は、スマフォ画面を横にすると見れるはずです
選択肢の例 | 特徴 | 料金 |
UberFLASH | 種を問わない場合 | 安い |
UberX | 一般的なエコノミー車両 | 安い |
UberBLACK(Exective) | 高級車 | 少し高め |
SUV(UberXL) | 大きめの車両(乗車人数が多いときなど) | 高め |
UberPOP (Uber POOL) | 乗合車両(他人との相乗り) | Xより少し安い |
利用区間で注意したいこと
Uberで予約できるのは、基本的に「A地点→B地点」の2地点間の移動です。
A地点→B地点で1回清算の清算が必要です。
A地点→B地点への移動途中で停車したい箇所がある場合、途中で停車地点を追加できますが、停車時間はドライバーへのエチケット上、「3分以内」を目安としているようです。
もしも、途中の立ち寄り地点で長く(3分以上)待たせたい場合、一度、A地点→B地点で区切って清算。
再度「B地点→C地点」という形で予約を行う必要があります。
このケースで再予約を行う際、ウーバーの管轄外の地域(B地点が都市部を離れた田舎など)だと、アプリで予約ができないこともあります。
その場合、「B地点→C地点」の料金をドライバーへ直談判する方法になります。その際、B地点での「待ち時間」の話も踏まえる必要がありますね。
つまり、このイレギュラーな方法を行う場合に限っては、英語や現地語でのコミュニケーション力が必要ということですね。
予約画面の実例(スマフォ画面)
以下は「A地点→B地点」のシンプルな2地点移動の例です。
具体的に「ロンドンのヒースロー空港(ターミナル4の例)」から「ホテル(ホリデイイン)」までの設定です。
「行き先は?」のボタンを押し、出発地点と終了地点を入力すると、車種の選択画面が表示されます。
見込み料金も表示されます。
2つ選択肢が表示されましたが、EXEC(高級車)の必要はなかったので、「UberX(4名乗り)」を選択。
4名乗りとありますが、荷物(スーツケースもあるため)、実際のところはこの車種だと3名までが限界でしょう。
荷物の大きさや個数も踏まえて、選択しましょう!
空港によっては、ターミナルが複数あるときもあるので、細かく指定します(以下はターミナル4を選択)。
「配車を確定」ボタンを押すと、正式に予約が入ります。
ドライバーにこちらの登録情報が知らされ、こちらには「運転手名」「車両のナンバープレート情報」「見込み到着時間」が表示されます。
ここから課金されます。
到着を待ちます。
車の「ナンバープレート番号」が、自分が予約した車両を判別する目印になります。
もしも間違えて押しまったら、速やかに、画面下のキャンセルボタンで、キャンセルしましょう。
速めにキャンセルしないと課金されてしまいます。
乗車するまで(待合せの乗りばへ)
空港内の待合せ場所は、タクシーやバスなどの公共交通とは異なる「一般車両」の場所でした。
空港のスタッフに場所を聞きながら、「Private Hire」とか「Mini Cab」などの表示を目指して進みます。
待合いエリアに到着すると、ほかにもUberを待っているらしき人たちがたくさん。
ロンドンでは地元民の間で、かなり多くUberが利用されているようです。
それらの人たちは、とても慣れた感じで車の№プレート番号や運転手を確認し、そそくさと乗車してゆく感じでした。
待っている間でありがたいのは、渋滞などで予定到着時間が遅れる場合、スマフォに表示されること。
「あと○分で到着予定です」というのが細かく分単位で、かなり正確に表示されるので安心できました。
ドライバーのプロフィール、口コミ、顔写真も閲覧できます。
待っている間、ドライバーのプロフィールや評判などをじっくりと拝見。
乗車中の様子
車が到着。アプリで見たとおりの車種、車の色、№プレート番号!!
運転手さんの見た目印象は、写真と少し違う感じ。
乗車時に運転手からは、行き先の再確認がありました。
イギリスでは地名や番地は、郵便番号でほとんど特定できるようで、アプリで表示される位置情報の「6桁の郵便番号」も聞かれました。
いよいよ出発!!
かなり評判の良いドライバーにあたったようで、礼儀正しく、まじめそうな人でした。
特に会話などはなく、淡々と運転しています。
高速道路でスピードを出しすぎているようだったら、「Could you slow down please ?」って言おうと思って、英会話の準備をしました。
が、それを言う必要はないくらいの適度なスピードで運転。
移動中もアプリをチェック。
「安全性を高めるツールキット」というのがあったので、開いてみました。
過去にUberではいろいろなトラブルもあったようで、現在はドライバーの信頼性や評価システム、緊急時の対応には、かなり注力、配慮をしているようです。
乗車後(支払い等)
目的地へ到着。タクシーのドライバーさんと同様、お願いせずとも荷物を車から取り出してくれました。
乗車後、ほどなくして料金の領収メールが届きました。
安い!!明朗会計。
見積範囲内の38イギリス・ポンド程度。
通常のタクシー利用だと50~60イギリス・ポンドくらいはかかるでしょう。
タクシーを利用した場合と比べて、2~3割くらい安い感じです。
(タクシー利用の場合との料金比較ツールはこちらから)
ドライバーさんの評価は「たいへん良い★★★★★」の最高で評価。
海外UberTaxiウーバータクシーの使い方、メリット、注意点 まとめ
いかがでしたでしょうか。
利点と注意点を踏まえて楽しい旅となることを願っています!
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