エーーオッ!!ボヘミアン・ラプソディの「スタンディングOK!」応援上映@成田HUMAXシネマズへ行ってきました!♪♪
立つと座るとで、こんなに臨場感や没入感が違うとは・・大迫力を楽しんできました。
スタンディングOKにするのは、映画の運営側としては、いろいろリスクがあり、きっと勇気がいるはず。
そこを思い切って、先駆けて、スタンディングを解禁した「成田HUMAXシネマズ」さんに拍手!
※映画ストーリーのネタバレは無し、スタンディング上映のネタバレは有り
スタンディングOKの応援上映って?
映画ボヘミアンラプソディは、クイーンの名曲でサントラが構成されていますが、途中、ライブや演奏シーンも多く、音響もライブさながら。
自然に声を出したり、体を動かしたくなってくる人も多いことでしょう。
そんな来場者の期待に応えたのが、いくつかの映画館で特別開催されている、拍手OK!手拍子OK!発声OK!という「応援上映」。
しかし、今回、成田HUMAXさんが開催した(12/28、12/29、1/4、1/5)のは、もっと凄いのです!
まず、上映会場が「IMAXシアター」というド迫力の超大型スクリーン。
それに加えて、映画の場面によって「スタンディングOK(立ってもいいよ!)」というものです。
今回、「スタンディングOK(立ってもいいよ!)」の部分は、主にクイーンのライブ映像シーン含め、合計で4~5回くらい、ありました。
そのうちの4つは、1. Fat Bottomed Girls 2. Now I’m Here 3. We Will Rock You 4. LIVE AIDなど。
成田HUMAXシネマズ「IMAXシアター」での応援上映
成田HUMAXシネマズの「IMAXシアター」と、スタンディングOKの応援上映の流れは、こんな感じでした。
入口で(上映前)
サイリウム(光る棒)と特製シールが配られました。
サイリウムまで配るなんて、映画主催者の強い思い入れが感じられます。
こちらの気分も盛り上がってきます。
今回は、入場後、シアター内でもサイリウムが配られていました!!(配っていたのは、お客さんかスタッフか不明)
記念のステッカーもファンには嬉しい備品です。ステッカーには4種類あり、文字部分の背景はクイーンのメンバーの写真。
上の2枚はジョン・ディーコン(ベース)、ロジャー・テイラー(ドラム)。
気づきましたか?(見えました?)
前説で映画館スタッフさんによる説明と盛り上げ(上映前)
シアター内です。でかい!ですよね?
スクリーンの白い部分、端から端まで全部映像が写っていました。
シートもなかなか。飛行機のビジネスクラスとまではゆきませんが、ゆったりです。
この後、映画スタッフの人が登場。以下を説明。
●上映中にしてよいこと、いけないこと
●どういうシーンで立ってよいか
●盛り上げるときのかけ声の予行演習(簡単に)
上映中の様子
見た感じ、ボヘミアンラプソディ・リピーター(クイーンの熱狂ファンを含む)が半分~3分の2くらいの感じ。残り分は一般見学者?
この割合は実際にはわかりませんが、見た感じの予測です。
来場者は40~50代を中心に30代も結構多く、小中学生くらいの子連れもいました。
映画がはじまると、3分の2くらいの人はスタンディングOKのシーンで立っていて、ほかには、じっくり聞き入るように見ている人もいました。
映画館スタッフさんによる締め(上映後)
エンディングの後、照明が明るくなってから、再び、映画館のスタッフさんが登場。
お礼の言葉の後、最後、来場者の中から希望者を募り、ライブエイドの最後のシーン「エーオ!エエーーオッ!・・・・オゥライッ!!」のかけ声で締めました。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の感想
よかった点、楽しかった点
極上の音響と巨大画面の「IMAXシアター」というだけで、かなり迫力が違う
視界のほぼ180度近くがスクリーンですので、映画の中のシーンに自分がいるような、吸い込まれるような感じがします。
それからスクリーンや会場が大きい分、音響のスケールも迫力があります。
特にベース音が体にずっしりと響いてきました。
同じ応援上映でも、立つと立たないとでは、没入感が違う
ボヘミアンラプソディ9回目(普通上映2回、応援上映7回)連れの感想は、他の会場のIMAXよりも、成田のIMAXの方がさらに迫力を感じた。
同じ応援上映でも、立つと立たないとでは、こんなにも違うのか!大満足!!
筆者も、本物の「フィルムコンサート」や「ライブ」に参加しているのに近い感じで楽しめました。
特に大画面の前で、そのシーンの中にいるような臨場感、包み込まれるような感じで、気兼ねなく動けたのが良かったです。
その他、ボヘミアンラプソディ・リピーターの人たちのツイートを見ても、「一番アツい客席」、「最高!」、「感動と熱狂しました」「おばさんがサイリウムもってる、最高じゃん」などと言った感想が並んでいます。
盛り上がっている他の来場者の姿全体が見られるところは、ライブに近い
通常の他の座ったままでの応援上映の会場では、盛り上がっている他の来場者の姿は、腕しか見えません。
しかし成田のIMAXは会場が大きく、他の来場者の体全体が見えて、喜んでいる姿を共有することができました。
スタンディングOKの箇所が4~5か所もあったのがスゴイ!
この回数の多さは、現状、成田IMAX会場でのみ可能。というのも、「この会場は独立棟ゆえ、他のスクリーンの干渉・影響がなく、日本最大級の大きさのため傾斜もあり、前のお客様がスクリーンに重ならない等の好条件が揃っているからこそ」との話。
上映後の締めも良かった
こういう前説や後説を行っているのは、応援上映の中でも数少ないようです。
来場者から募って、来場者のかけ声で締められたのは、本物のライブに来ている感じ、一体感が感じられました。
上映前の前説のときよりも、後説のときの方が来場者がどんな人たちだったのかわかったし、打ち解けた感じが良かったです。
さらに楽しむために改善の余地ありと思った点
どのシーンでスタンディングしていいのかが、少しわかりずらかったという感じがしました。
(個人的な感想です。そうでないと思った人もいるはず)
(加筆)その後、下記の点について、会場内の人員配置を増やして対応というツイートを頂戴しました。さすが!!また、1月4、5日の上映会ではこの点が改善され、満足度も高まっているようです。 |
前説で事前説明をきちんとしていただいたのですが、最初はどのシーンで立ってよいかがわかりずらく、周りの様子を見つつ、さぐりさぐりで動いていました。
映画館スタッフの方が会場の前方に座り、船頭さん的な役割で「私が立ったら、スタンディングOKです」という話があったと記憶しています。
しかし、後方席から前方席に座っている映画館スタッフのかたの姿は見えませんでした(暗い、遠い)。
それと、映画がはじまると、複雑な説明は、すっかり忘れてしまいます。
簡単なことではありませんが、シンプルに、誰かの姿を探すことなく、映画に没入できる方法があれば、さらによかったと思います。
その後の上映会での参加者の感想の数々
@HUMAX_NARITA ぼっち参加でしたがみんなと一緒に盛り上がりGGのW受賞のお祝いもでき最高の1日でした。みんなが楽しめるよう準備も大変だったと思います。その温かさと熱い想いが心に響きます。マイアミさんを始めとしてみなさん、ありがとうございました。また行きたいです‼️ pic.twitter.com/SxCmTQMofy
— らび (@SheepMery) 2019年1月13日
こんな参加型上映があったとは…と感慨に浸ってます。30回近く鑑賞してきた「ボヘミアンラプソディ」なのにWe Are The Championsに入った時に、初めて「このまま終わらないでくれー!」って心から思ってしまった。涙が止まらなかった。#成田IMAXでボヘミアンラプソディ#ボヘミアン胸アツ成田IMAX pic.twitter.com/z6aNWD72ga
— sail (@hysknttnkk) 2019年1月13日
おっしゃる通りの「愛を感じ」たんですよね〜!実は長らく興行に携わってたので、劇場の方々が色々と交渉やら準備をされてきたんだろうと想像しただけで泣けてしまいます。映画とお客様への愛がないとあんな事出来ないです。ホントに感無量です。
— sail (@hysknttnkk) 2019年1月13日
応援上映には尻込みしていたんですけど成田のスタンディングはどうしても行きたくて行ってしまいましたw LIVEのシーンは強制的に立ってくださいというわけでもなく、自由な雰囲気でとても楽しかったです!スタッフさんも面白いので成田オススメです〜!
— すぴも (@spicamonya) 2019年1月13日
#ボヘミアン胸アツ成田IMAX
応援上映に参加したお客様が、また全員揃うことはまずあり得ません
毎回異なる応援上映が生まれます!この奇跡のような出逢い・巡り合わせが、映画を通じて劇場で生まれる…こういった企画を実施できる事は劇場冥利に尽きます。ご参加下さった皆様、ありがとうございました!— 成田HUMAXシネマズ (@HUMAX_NARITA) 2019年1月13日
まとめ
スタンディング有りの応援上映は、客層が幅広く、商業的にもより多くの来場者を狙う必要性が一層高い東京の都心部では、実現が難しい試みかもしれません。
クイーンのファン、ボヘミアンラプソディ・リピーター、一般来場者(左のどちらでもない人たち)のニーズを両立させる難しさのある中、HUMAX成田さんの試みと勇気に敬服です。感謝!!
それから、会場ではしゃぎたい人は脱ぎ着ができる服装でね!(ライブへ行くときと同じで)
みんな、結構、汗かいてましたよー。
アクセス
千葉県成田市ウィング土屋80番地
ヒューマックスパビリオン成田2F
TEL:0476-20-2371
(24時間番組案内・お客様お問い合せ)
http://www.humax-cinema.co.jp/cinema/narita/access.html
(「イオンモール成田」に隣接)
車利用の場合
駐車場:約1400台(無料)
平面駐車場:24時間
立体駐車場:朝8:00~深夜0:00
電車の場合
最寄駅:京成線「京成成田駅」、または、JR「成田駅」
「成田駅」から「HUMAX成田シネマズ」まで歩くと、約30分です。
「京成成田」駅前より「イオンモール成田」行き・直行バス(6番のりば)で約10分。
深夜と早朝以外は、シャトルバスが運行していますので、シャトルバス利用が便利です。
シャトルバス利用の場合の注意
「スタンディング上映の日は成田駅からの道は混むことも想定して早めにイオンモールに着いた方がよいかも。土曜日の夕方4時25分に駅からバスに乗って映画館まで35分かかった。」という情報あり。
※帰りも降りたのと同じバス停から「京成成田」駅前まで直通のバスが運行しています。
▲「京成成田駅」前のバス停です。
電車の場合の注意
「京成成田駅」と「JR成田駅」は、200mほど離れています。
「イオンモール成田」行きのバス乗り場は、京成成田駅の目の前です。
都内方面から京成線を利用する場合、「京成本線」を利用です(スカイアクセス線は京成成田駅に止まりません)。
都内方面(上野、日暮里、青砥など)から成田空港方面へ行く場合、「京成スカイアクセス線」ではなく、「京成本線」を利用します。
京成「スカイアクセス線」は成田空港へ行くためのショートカット・ルートで、その手前の「京成成田駅」には止まりません。(都内方面から別ルートで直接、空港へ行く列車です)
▲京成成田駅の改札