1960~70年代にイギリス・ロックの発信地だったロンドン中心街で、クイーン(QUEEN)の聖地やゆかりの関連スポットを集めました。
QUEEN関連のスポット巡りの世界へどうぞ!!
ロンドン中心街のクイーン聖地:ソーホー周辺
ドミニオン・シアター
2002年~2014年までミュージカル「We will rock you」を上演していた名物劇場がドミニオン・シアター(Dominion theater)。
2014年5月までのロングランが幕を閉じた後にフレディの像は撤去されましたが、かつてはクイーン・ファン必見の地の一つでした。
出典:wikipedia
以前、劇場の前に設置されていたフレディ・マーキュリー像は撤去されていますが、そのフレディ像はどこに??
現在、ロンドンから南西部郊外、約1時間半のサーレイ州という場所にあるロジャー・テイラーの自邸の庭にあるようです。
ロジャー・テイラーの妻、サリーナさんのインスタグラムより
A walk in the garden… saying hello to an old friend 📷 Sarina Taylor
庭を散歩・・・旧友に挨拶(サリーナ・テイラー)
ロジャーがフレディ像を引き取って自宅に設置したというイギリス地元の記事はこちら。
- 地図❶
- ドミニオン劇場
Dominion Theatre - 所在地:Tottenham Court Road W1
- アクセス
地下鉄セントラル線
トッテナム コート ロード(Tottenham Court Road)駅
徒歩で約1分(100m) - 最寄駅からの行き方を地図で見る
トライデント・スタジオ
トライデント・スタジオはビートルズ、ローリング・ストーンズ、デヴィット・ボウイなど、名だたるミュージシャンたちが収録に使った有名スタジオ。
クイーンがデビュー後、初期にマネジメント契約し、レコーディング・スタジオを使用していました。
例えば「Seven Seas Of Rhye(輝ける7つの海)YouTube」などがこのスタジオで収録。
1970年代前半、まだビックネームになる前のクイーンは、他のミュージシャンが使用しない隙間時間にだけ利用できたと言われます。
音楽的には自信を持っていたクイーンが、経済的には、もがき苦しんでいた時期。
その後、フレディが「事務所のマネージャーはロールス・ロイス(超高級車)に乗っているのに、僕らは売れ始めても週休60ポンド(現在の日本円で9000円)しかもらえない!」と反旗を翻した話は有名です。
アルバム「オペラ座の夜」の1曲目に収録された「YouTube動画:Death on two legs (dedicated to……)」は、その時の恨み節が込められていると言われているほどです。
歌詞を見ても、その怒りが頂点に達していることがわかりますね!(笑)
「Dearth on two legs」の日本語歌詞に関心のあるかたは、こちら「洋楽和訳 Neverending Music」をご参照下さい。
- 地図❷
- トライデント スタジオ
Trident Studios - 所在地:17 St Anne’s Ct, Soho, London W1F 0BQ
- アクセス
地下鉄セントラル線
トッテナム コート ロード(Tottenham Court Road)駅
徒歩で約6分(500m)
または
ピカデリー線、ベーカールー線
ピカデリーサーカス( Piccadilly Circus)駅
徒歩で約8分(600m) - レスター・スクウェア駅 (Leicester Square tube station)やオックスフォード・サーカス駅 (Oxford Circus Station) 駅からも徒歩圏内(以下の地図リンク参照)
- 最寄駅からの行き方を地図で見る
ウォーダー・ストリート(Wardour street)
ロンドン中心のソーホー(Soho)は、レストラン・カフェ・クラブ・ライブハウス等の集まる歓楽街。
1960~70年代、「Sex&Drug(当時一般的なロックでカッコいいと思われていた頽廃的な生き方)」のシンボルだった地域です。
ソーホーのトライデント・スタジオでのレコーディングの合間でしょうか。
クイーンと言えば、ウォーダーストリート(Wardour street)で撮影した上の写真が有名です。
ウォーダーストリート(Wardour street)を挟んで、トライデント・スタジオと反対側、「Arlette House」という小さなビル前の歩道で、1970年代前半に撮影された写真のようです。
写真はこちらのサイト(DANGOROUS MIND)のものも大きくて見やすいです。
- 地図❸
- ウォーダー ストリート
Wardour street - 所在地:143 Wardour St, Soho, London W1F 8HQ
場所はトライデントスタジオから徒歩1~2分 - 地図で見る
ロンドン中心街のクイーン聖地:トラファルガー広場周辺
プレイハウス・シアター
1985年ウェンブリーで復活を果たしたクイーンの4人が再び団結し、アルバムの制作に取り掛かりました。
そして発表されたのが、クイーン後期の名作「カインド・オブ・マジック(A Kind of Magic)」です。
プレイハウス・シアターと言えば、アルバム「カインド・オブ・マジック(A Kind of Magic)」のミュージックビデオが撮影された場所。
ロンドン中心部、観光地として有名なトラファルガー広場の近くです。
下がカインド・オブ・マジック(A Kind of Magic)のミュージック・ビデオ。
気のせいか、曲や表情から、復活したクイーンの充実した感じが伝わってきます。
- 地図➍
- プレイハウス シアター
Playhouse Theater - 所在地:Northumberland Ave, Charing Cross, London WC2N 5DE
- アクセス
地下鉄チャリング・クロス駅(Charing Cross)
またはトラファルガー広場(Trafalgar Square)駅
徒歩5分 - 最寄駅からの行き方を地図で見る
ナイトクラブ「HEAVEN(ヘブン)」
プレイハウスシアターの近くにはナイトクラブ「HEAVEN」。フレディ・マーキュリーが通っていたと言われるゲイ・バー。
映画『ボヘミアンラプソディ』の中でフレディは最後の恋人ジム・ハットンと自宅で知り合う設定ですが、実際にはこのバーで知り合ったとされています。
昨今、日本を含めて国際的にLGBTへの理解が進んでいますが、Night Club「HEAVEN」は1979年にオープン後、現在もそうした場として各種イベントが活発に開催されているようです。
Facebookページのトップページで流れている動画が、映画『ボヘミアンラプソディ』で出てくるパーティの世界そのままで「フレディがそこに居るのでないか」と錯覚してしまうほど。
- 地図❺名称
- ヘブン
Night Club HEAVEN - 所在地:Heaven, The Arches, Villiers St, Charing Cross, London WC2N 6NG
- アクセス
地下鉄チャリング・クロス駅(Charing Cross)
徒歩3分 - 最寄駅からの行き方を地図で見る
クイーンのメンバー御用達だったロンドンの路線バス№9
ロンドン市内の西「ハマースミス(Hammersmith」から、ケンジントン・ハイストリートを通って、市内中心部に向かう路線バスが9系統。
この路線バス№9(9系統)はブライアンやフレディなど、クイーンのメンバーたちが「ロンドン中心部に出るときに頻繁に利用していた」と回想していたバス。
フレディ・マーキュリーは、見晴らしの良いバスの一番前に乗るのが好きだったと伝えられます。
クイーンゆかりの地を巡る際にも便利。詳細は別記事の「クイーンゆかりの地を巡る、ロンドンの移動交通手段など」に掲載しています。
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